【大ボケ?】安倍首相「北朝鮮に対応できたのは安保法制のおかげ」→来月施行…
昨年の大きな政治の関心事として
一部では戦争ができる法案ということで、世論も大きく反応した安保法制。
去年の9月に、半ば議論もせずに強制的に決定された
感の強い安保法制ですが、先日の北朝鮮のミサイル発射騒動で
安倍首相は、米国との連携がスムーズに行ったのは安保法制整備のおかげ…と発言したようです…。
安保法制施行は来月という笑えない話
安倍首相がドヤ顔で強調した、安保法制の有用性ですがそもそも、法案は決定したものの施行は3月からという事実…
冷静に指摘した朝日新聞の記事を引用です。皮肉が利いてます。
「安保法制整備のおかげだ」“ミサイル”対応で総理
安倍総理大臣が「安保法制の整備のおかげだ」と胸を張って見せました。
北朝鮮のミサイル対応を巡って、安倍総理は、与党幹部との会議のなかで「平和安全法制と新しいガイドラインの整備によって、日米の連携が非常にスムーズだった」と強調しました。ただ、安保法制は去年9月に成立したものの、施行は来月です。安倍総理としては、アメリカからの情報提供が以前よりも迅速に行われたことから、日米間の連携に自信を見せたかったようです。
昨年、あれだけ世論からの反発があり、半ば強硬的に押し切った
安保法制なのですが、その施行時期を、強引に推し進めた首相本人が
記憶していないのは…上の画像のような突っ込みをしたくなります。
国防や、今後の国のあり方にも関わる重要な内容の安保法制に対しての
安倍首相の考え方が透けて見える一言だと個人的に感じます。
日本の自衛隊員が、海外の戦争に巻き込まれて
殺したり殺されたりする可能性もある話だったのに
全く以って覚悟が足りないというか…。
まぁ、逆を言えば国の考え方はこんなものですよ
という、証明にもなったような気がする発言です。
国民も別の意味で覚悟を決めたほうがいいのかもしれません。
参考リンク
安保法制について考える前に、絶対に知っておきたい8つのこと伊勢崎賢治『戦場からの集団的自衛権入門』から
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