【あり得ない】貧困対策のために募った寄付金で2000万円程度が集まるも経費が…
政府が、子どもの貧困への対策として
寄付金を募るという、意味不明な制作であった
「子供の未来応援基金」
国が対策を施さなければいけないはずである
貧困問題において、何故か一般国民や民間企業
NPO団体などに協力をしてもらうという、意味不明な寄付呼びかけでした。
実際に、その寄付金の集まりも非常に芳しく無く
殆ど成果が上がらない状況でした。
先日、国会の場において、民主党の蓮舫議員が
呼びかけに2億円の費用を使っておきながら、集まった寄付は
大体2000万円程度という、全く基金が意味をなしていない状況を指摘しました。
「2億円以上かけて寄付は2千万円」 蓮舫氏が批判
子どもの貧困対策のために寄付を募る「子供の未来応援基金」をめぐり、民主党の蓮舫代表代行は2日の参院予算委員会で、費用対効果の悪さを指摘した。2億円以上の税金を使って呼びかけているのに、集まった寄付は約2千万円。蓮舫氏は「2億円を基金に入れれば良かった」と訴えた。
基金は昨年10月に創設。集まった資金を子どもの支援活動をするNPOの支援などに充てる計画だ。政府はポスターの制作やフォーラム開催のほか、インターネット広報関連などで約2億円使ったが、寄付は今年2月現在で約1949万円しか集まっていない。
対費用効果が全く出ていない状況で、もはや何のためにやったのか
意味が全く無い政策となっていますが、その内訳をみて更に仰天する内容が公開されています。
ホームページ制作に「3000万円」?
国会で質疑をした蓮舫議員のHPに、今回の「子供の未来応援基金」に使われた費用の一覧がpdfファイルにて公開されています。
http://renho.jp/wp-content/uploads/2016/03/8abc29c20046873493fcaed4ff3d647d.pdf
画像が含まれる蓮舫議員のツイートはこちら。
政府の貧困対策、1億総活躍は地方公共団体のネットワーク化に24億支出。が、実際に貧困対策活動を行うNPO等への支援は民間からの寄付頼み。1600万円の寄付を募るのに2億の税源使うのが適切なのか。この予算を対策費用に回すべきと指摘。 pic.twitter.com/dB3egOhpoY
— 蓮舫 (@renho_sha) 2016年3月2日
子供の未来応援基金のホームページは、冒頭に示したリンク先になりますけれど
このホームページのどこに3000万円かかる要素があるのでしょうか…。
ネット上にはホームページ作成の代行業者というのが確かに存在しますが
相場など、企業向けのサービスでも20~30万程度と言われております。
なので、その100倍ほどの金額はどこから出てきたのか首を捻りたくなります。
おそらくは、ホームページを作る際に色々なところを経由して
経費がどんどん嵩んでいくという状況なのでしょう。
いわば利権のため。本当にわかりやすい話です。
こんなムダなお金を使って、各種広報が行われているのであれば
蓮舫議員が指摘する通り、最初から広報費を全額子供の貧困対策に
あてればよかっただけの話であり、なにか色々と汚い思惑が透けて見える
嫌な話だなと個人的に思います。
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