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【大規模】新潟・糸魚川で大規模火災が発生。発生後10時間でようやく鎮火へ。

年の瀬も近づいてきて、明日から三連休という状況ですが
新潟県の糸魚川市で大規模な火災が発生し、火災にもかかわらず
避難勧告が周辺地域に出されるという事態が発生しました。


発火元は、糸魚川駅のすぐ近くにある中華料理店で
昔ながらの建物が並ぶ、商店街の一角のお店でした。


その中華料理店から、午前10時30分頃、火災が発生していることが通報されたのが始まり。
今日は、新潟県をはじめとした日本海側でフェーン現象が起こり、この時期に似つかわしくない高温と
乾燥した空気の中、強風が吹き荒れるという状況が続いていました。


火の元には最大に気をつけなければいけない状況の中で、火災が発生。
更に、折からの南風に火が煽られ、みるみるうちに近隣住宅に火の手が及びました。


その結果、火災発生から延々と10時間ほど、火は延焼し続け
最終的に、先程20時50分頃にようやく鎮火したようです。

新潟県糸魚川市で大規模火災 140棟延焼、避難勧告も

 22日午前10時半ごろ、新潟県糸魚川市大町1丁目の中華料理店「上海軒」の台所に煙が充満しているのを近所の人が見つけ、119番通報した。日本海に向かって吹く強い南風の影響で、火元から海岸近くまで繁華街を中心に広い範囲で燃えた。同市や市消防本部などによると、同日午後3時半現在、燃えた住宅や商店などは約140棟に上り、午後5時半現在、延焼の範囲は約7万5千平方メートルに及んだ。同市は計744人に避難勧告を出した。

 市消防本部は、午後8時50分、これ以上の延焼の恐れはなくなったと発表した。この火災で、煙を吸った女性1人が救急搬送され、別の女性1人が避難中に転んで頭を打つけがをした。報道陣の取材に応じた消火活動にあたった消防士によると、出火元は店舗の可能性があるという。

 現場はJR北陸新幹線糸魚川駅の北側にある古くからの繁華街で、木造の建物が密集している。昭和初期の建物も多いという。総務省消防庁によると、市街地での火災としては過去20年で焼損面積が最大だという。


今の時代で、悪い気象条件が重なったとは言え、これだけの延焼を起こすのは
近年では覚えがなく、昔よくあった街ごと飲み込むような大火…のイメージが浮かぶような
大規模火災であったことは間違いありません。

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あまりに大きい被害…被害損失は広範囲に

焼失した面積は、東京ドーム1.5個分ほどになります。
あまりにも規模が大きい火災です…。


ただ、日本では昔ながらの町並みということで、古い木造建築が
密集しているような地域は、今回の糸魚川以外にも多数あり
気象条件などが重なれば、そういったところで、今回のような大規模火災が
起きてしまう可能性はあります。今回の件を今後の防災に活かす必要があります。


今現在は、延焼の恐れは無くなったとのことですが、これから巻き込まれてしまい
家を失ってしまった人は、大変な年末を迎えなければいけないことになり
自然災害もそうですが、火災という場合によっては人災となるものも、非常に恐ろしいものであると
改めて感じた次第です。明日になって落ち着いた時の現場の惨状は目に余るものかもしれません。
ただ、死者が出なかったことは不幸中の幸いではありました。


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