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【リアル精神と時の部屋】8時間を1000年に感じさせる薬が開発可能に!

世界の国では、それぞれ犯罪を犯した人たちの刑罰というのは程度がかなり違います。
日本では、最も重い形は死刑。そして、次は無期懲役。無期懲役は、どれぐらいの刑期なのか
詳しく知る人は少ないですが、日本の無期懲役は、ようは満期の無い懲役ということで
実際に何時出られるかはわからない、終身刑に近い運用制度となっています。


「無期懲役」って何年で刑務所から出てこれるの?


海外で、死刑の無い国に導入されていることが多い終身刑との違いがわかりにくいのですが
無期懲役は、基本的に30年の服役期間があり、その間の受刑者の態度や反省具合。
そして、被害者やその家族が受刑者を赦すかといった、基準があるようです。


30年服役した後、まずは仮釈放の審議が行われ、仮釈放されるかどうかが決まります。
仮釈放の条件はかなり厳しく、仮釈放の裁定がくだされないと、更に10年の服役が必要となり
高齢で刑務所に入った場合には、ほぼ実質終身刑とする向きもあります。


海外では、懲役300年とかとんでもない年数の懲役刑があったりしますが
これは刑を複数犯すと、その罪の重さに応じた刑罰年数が加算されていき
最終的にとんでもない数字になったりすることがあるようです。


とんでもない凶悪犯であれば、ずっと刑務所の中に居るのはしょうがない所がありますが
収容する刑務所では、受刑者が生きている限りはコストがかかるという現実的な話もあるわけで
この長過ぎる刑期をどうするか?その一つの回答とも言える作用をもたらす薬が
理論的には開発可能なのだとか…。想像するだに恐ろしいその薬とは?

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時間の感覚を極端に遅くする薬。8時間が1000年の時間に?

海外の非常に期間が長い受刑者に対して、投与をするのを検討している…とも
話題になっているのは、脳内に働きかけて、時間の経過を遅く感じさせるという薬。


麻薬などの成分の中には、人間の脳に働きかけて時間経過を遅く感じさせる成分があるといいますが
最新のバイオテクノロジーで、時間経過を遅く感じさせる薬を作ることが出来るそうです。
その体感時間は、なんと8時間を1000年に感じる…という薬なんだとか。

【何だって!】8時間を1000年に感じる「精神と時の部屋」のような薬が開発可能!囚人に服用させるらしい

我々の人生は80年、頑張っても100年という感じではございますが、これが科学の力で1000年になるとすれば、とんでもなく人生を楽しめるのかもしれません。しかし、逆に言えば1000年間楽しくない人生を歩むことにもなりかねないわけですが、そんな夢のような技術が開発可能ということで話題になってます。

ー8時間が1000年に・・・そして囚人へ

現在服役している囚人たちですが、最も長い刑罰として「終身刑」「無期懲役」などがありますが、模範受刑者・恩赦などによりだいたい30年ぐらいで出てくることが出来ます。ある意味「終身」でも「無期」でもないわけですが、これが1000年の刑となれば話は別です。いくら恩赦や模範となっても1000年という膨大な規模となれば手の施しようがありません。そもそもそんなに人は生きられません。

しかし哲学者のレベッカ・ローアチェスによると、最新のバイオテクノロジーで人類をたった8時間で1000年の刑に処する事ができるのだという。

具体的に言うと、その特殊な薬を飲むとたった8時間が1000年に感じることができて、薬が抜けた頃には憔悴しきっている状況になるようです。人間の感じる時間を100万分の1にすることで、その技術は可能になるのだといいます。

とはいえ、本人は1000年でも実際の社会では8時間なのではたから見れば刑を軽くしているようにしかみえませんが、その辺の倫理観がクリアされれば実現するのかもしれませんね。


この話を見て、記事にもありますが個人的にも漫画のドラゴンボールに出てきた
「精神と時の部屋」を思い出しました。悟空たちの前に強大な的が現れた時に
修行をする場所として登場した特殊な部屋。それが「精神と時の部屋」です。





外の世界の1日が、この部屋では1年になるという非常に時間がゆっくりと流れる部屋となりますが
今回の薬は8時間で1000年です。うるう年を考慮せずに計算すると、1000年というのは
315億3600万秒というとてつもない時間になります。そして、8時間は28800秒ですから
一秒当たりの体感時間がどのくらいになるかというと109万5千秒となります。


一時間の時間、3600秒で109万5千秒を割ると、約304時間という時間が出ますので
一秒の体感時間は、約13日ちかくということになります。一秒経つわずか一瞬が
薬を投与された人は、13日近くに感じてしまうということです。


コレと同時に、身体が早く動けばリアル精神と時の部屋なのでしょうが、実際身体は
その時間の感じ方に合わせて付いてこれるわけがありませんから、実際は全く身体が動かない感覚を
味わい続けるということになるのでしょうか。となれば、この刑に処された人は精神崩壊すら
起こしてしまう可能性が高いと思います。なんとも恐ろしい話です…。


悠久の時間関係については、創作でなかなか秀逸な話が幾つかあります。
例えば、手塚治虫の名作「火の鳥」の未来編。


核汚染によって、地球人類が地下に住む遥か未来を舞台にした話で
地殻変動から、地下に住んでいた人類が主人公を除いて全滅。
火の鳥の血を与えられ、不老不死となった主人公が一人ぼっちで気の遠くなる人生を歩む話です。





WEB上で見れる漫画で、5億年ボタンも秀逸。


【5億年ボタン】webで爆発的に流行った恐怖マンガを大公開


あとは、世にも奇妙な物語の傑作と言われる「懲役30日」


懲役30日-ニコニコ大百科-


いずれも、とてつもなく長い時間を体験させられるという話となっており
どれも、恐怖を覚えるものばかりです。


今回の8時間で1000年の時を感じられる薬も、恐ろしい想像を掻き立てられるものであり
実際に自分がその立場になるのは絶対に嫌だと思います。今回の薬は記事の引用にもある通り
倫理的にもどうなのかという問題がありそうですね。ある意味もっとも残酷な刑かもしれません…。


いずれにせよ、時間は有限だから貴重なのであって、何時終わるともしれない
無限の時間が続くことは、やはり最終的には孤独な人間にとっては耐え難いものになるのは間違いないでしょう。
限られた時間だからこそ、人間は生きていることに意義が見いだせるのでしょうね。


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