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【VR元年とは】PSVRが日本国内のVR機器のシェアの9割を占めるも母数が…【何だったのか】

2016年、日本で盛んに喧伝されたのが、2016年はVR元年であるということ。


VRとはヴァーチャル・リアリティの略で、日本語訳は「仮想現実」などが一般的に言われているものです。
概念自体は随分昔からあったものであり、SFの世界ではそれこそ80年ほど前から作品に登場するような概念ではありました。


仮想現実を題材にした、SF作品やミステリー作品は、フィクションの中でポピュラーなものとして
扱われてきたものですが、最近では実際に我々の生活の中で仮想現実が活躍する機会は増えています。


それに伴い、手軽に(といっても、デバイスの値段はそれなりにする)仮想現実を楽しめるような
デバイスは今では、様々なメーカーから出ており、その中には粗悪な廉価品もあれば、高価で高度な
仮想現実を体験できるデバイスも登場しています。


昨年、2016年がVR元年と言われたのは、主にゲーム業界でのVRが一般化したことが一つの要因としてあげられます。
その中で、ソニーがPS4の周辺機器として発売した、PSVRの登場がその要因となっているのは間違いない事実だと思います。




全世界で好調な売れ行きであるPS4を持っていれば、5万ほどの追加投資で本格的なVR対応ゲームが出来る…と
喧伝されたPSVRは、既存のゲームが出来るVR機の半額程度でVRを体験できるとあって、発売前の期待値はかなり高かったのです。


現在はPSVR自体が大人気で品薄…と言われており、PSVRは定価以上の価格で販売されているのが通常です。
しかし、実際は日本国内の販売台数は8万台程度。出せばある程度売れるのは間違いないのですが
当のソニーがやる気が無いのか、本当に生産が間に合わないのか、現在分かっているのは
今年の2月後半時点で、全世界で91.5万台売れていることが判明しています。

PlayStationRVR 世界累計実売台数91万5千台

PlayStationR4の魅力を高めゲーム体験をより豊かにするバーチャルリアリティ(VR)システム PlayStationRVRは、2017年2月19日(日)時点で全世界の累計実売台数が91万5千台※1に達しました。



全世界で5000万台以上売っている(VRと同じでソニーの推計値なのが何とも…という感じですが)
中での100万台程度ですから、比率としては全購入者のうち、2%程度の所持率ということになりますが
他のVR機と比べにくいので、この数字が売れ行き好調なのかどうかはわかりません。


ただ、PSVR発売前に、SIEJAの盛田プレジデントが、国内のゲームメディアに
将来的に一家に一台という青写真を描いていたPSVRという観点から見れば
正直、これは寂しい売上ではないかと個人的には思っています。

SIEJA 盛田 厚プレジデントに訊く“プレイステーション4の戦略”【TGS 2016】

●PS VRは“一家に一台プレイステーション”を実現する可能性を秘めたテクノロジー

盛田 VRには、ゲームではないコンテンツの楽しみが無限にあると思っています。たとえばゲーム機を買うなと言っていた奥様が、PS VRがやりたいからPS4を買ってもいいと言ってくれるような、ゲーム機以外の使いかたを訴求できますよね。我々が究極的に目指したいのは、“一家に一台プレイステーション”なので、それを実現するための可能性を持ったテクノロジーだと思っています。


と、発売前の盛田氏の鼻息は荒かったわけですが、今回、そのPSVRの青写真に
暗雲が立ち込めるような報道がやんわりとされております。

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国内8万台売り上げたPSVRのシェアが国内9割という現実

日経が報じたところによると、昨年の日本国内のVR市場は
PSVRの一人勝ちで、シェアが9割を越えたとのことです。
ただし8万台ほどの売上でですが

【朗報】VR市場、国内は9割がPSVRを購入していた

1 : 名無しさん必死だな@\(^o^)/[sage] 投稿日:2017/04/07(金) 09:22:12.27 ID:zB2S6mRw0.net [1/1回]
AR/VRヘッドセット世界出荷台数は1010万台、国内は9割がPS VR
http://techon.nikkeibp.co.jp/atcl/news/16/040607059/



Oculusニシ、無事死亡wwwwwwwwwww

3 : 名無しさん必死だな@\(^o^)/[sage] 投稿日:2017/04/07(金) 09:28:34.23 ID:0Ajj3kSc0.net [1/2回]
>国内における2016年第4四半期(10~12月)のAR/VRヘッドセット出荷台数は約9万台だった。
>シェアは、2016年10月に発売されたソニー「PlayStation VR」が91.3%(約8.1万台)を占め、
>デジタルショールームやイベントなどのエンタープライズ用途での利用が目立つサムスンは5.5%(約5000台)だった。


PSVRが国内市場を圧倒…とはいえ、販売台数が8万ということは全く持って市場規模が小さすぎるということです。
年末商戦を含めたモノが一番売れる時期の四半期でこれでは、正直商売として成り立っているかどうかも怪しいほどの市場規模の小ささですね。
VR自体は、まだまだ発展途上の技術だと個人的に考えています。確かに技術としては面白いし、色々と出来ることは
多いと思うのですが、まだまだ一般家庭に普及するような普遍的なものではなく、ニッチ(隙間産業)な扱いでしょう。


まだまだ機器も高価ですし、その値段に見合った体験が出来るとは思えません。
そもそも、目の前で立体視を強要されるので、人によっては3D酔いなどの症状や
斜視のリスクがあるとも言われています。値段の他にも敷居が高いところがあるのです。


体質的に合わない人は、購入しても金をドブに捨てるようなものですから
購入に、二の足を踏んでいる人も多いのではないかと思います。
個人的に思うのは、現在のヘッドマウントディスプレイ型のVRについては
一般的な普及は無理で、今のようにニッチ層に買われるだけの狭い市場になると思っています。


技術が進んで、それこそニンテンドー3DSのような裸眼立体視ぐらいの手軽さがないと
現状以上の発展は難しいと考えています。任天堂も過去、バーチャルボーイという
ハードを出したことがありましたが、鳴かず飛ばずですぐに撤退しました。(それでも黒字化はさせたらしいですがw)




PSVRも、対応ソフトがそれなりに出れば、また評価する向きが出てくるのでしょうが
本体は何時までたっても品薄で、対応ソフトも当初アナウンスしていたソフト数より
タイトル発売の出足が鈍っています。当のソニーもやる気あるのか?と疑問になる状態で
ある程度の台数が捌けたら、もう頭打ちになるだろうとPSVRに関しては個人的に予想しています。


それにしても…VR元年とは何だったのでしょうかね?いつものマスコミの煽りなんでしょうね。


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One Response to “【VR元年とは】PSVRが日本国内のVR機器のシェアの9割を占めるも母数が…【何だったのか】”

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