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【名門の】PL学園が、二年連続で野球部の新入部員受け入れを停止することを決定!【終焉か】

清原・桑田のKKコンビを始め、元中日・立浪、広島のエース・前田健太などの
数々の名選手を生み出してきたPL学園の野球部が存亡の危機に立たされています。

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度重なる不祥事から、監督が辞任した後、学園側は教団(PL学園のPLはパーフェクトリバティーの略であり、PL学園はパーフェクトリバティー教団が運営している)への信仰心を持っていることが就任条件になっており
野球部の後任監督自体が現在見つかっていないとのこと。


学校側も野球部再建には乗り気ではなく、今年度は既に新入部員の受け入れを停止していますが
来年度も募集をする気は今のところは無いとの方針を打ち出したとのことです。


教団の教えなどはともかく、一時は高校野球の大阪代表の顔であり
甲子園でも数々の熱闘を演じた高校だけに、高校野球ファンには
衝撃が大きいニュースになるかもしれません。

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今年度は既に入部停止状態

PL学園野球部は、名門であると同時に最近は不祥事を何度か起こしており
その責任をとって、前監督は辞任。その後は、上述の理由から後任監督が決まらず
野球の指導経験が無い、校長が監督代理として部の体裁を保っていたとのこと。

PL学園高野球部の廃部加速…2年連続1年生受け入れ停止へ

 2年連続の新入部員受け入れ停止!! 春夏通じて全国制覇7度の高校野球の名門、PL学園(大阪)が今年度に引き続き、来年度の新1年生の野球部員受け入れも停止する方向であることが26日、明らかになった。2016年度は現在の2年生12人だけで大会に出場する。17年度以降は白紙だが、教団と学校側に野球部存続への強い意思は見えず、廃部の流れが加速しそうだ。

中略

 関係者は「来年度新入生の募集はしますが、野球部に新たな部員が加わることはありません。新3年生だけで活動することになると聞いています」と明かした。現在3年生21人、2年生12人で活動しているが、2016年度も門戸を閉じ、12人で活動することになる。これまでは教団の人脈を使い、全国からえりすぐりの人材を集めていたが、今春新規部員の入部を停止して以降、スカウト活動を凍結していた。

中略

 プロ野球にOBを多数輩出するPL学園だが、2001年に部員によるいじめが判明。部の伝統である寮内での付け人制度を見直したが、不祥事が続き、一昨年2月にも部員による暴力事件が発覚。6カ月間の対外試合停止処分が下り、同4月に当時の監督が辞任した。

 教団が後任監督に教団への信仰心を条件付けたことで、適任者が見つからず、指導者不在の状態に陥った。3月末に野球経験がないまま監督を務めていた正井一真校長が、人事異動で退任すると、草野裕樹校長が後任監督に就任。2代連続の校長監督という異例の事態が続いていた。現状では学校、教団からは名門再興への強い意思は感じられず、最悪の結末に向かう可能性が高まってきた。


問題は様々なところにあり、PL学園野球部の存亡については
かなり厳しい状況であると言わざるを得ない状況になっているようです。


個人的には、高校野球を良く観ていた子供の時分に
大阪代表として、しょっちゅう出てくる高校と言うイメージがあり
PLの名前が聞けなくなるのは、ちょっと寂しく感じます。

そもそもPL学園自体が、学校の存続危機に…

野球部の存亡が大きく取り沙汰されているPL学園ですが
そもそも、学校としても実は危機に立たされています。


元々、中高一貫教育校として存在するPL学園ですが
今年度の外部受験者数は、たったの28人!


入学倍率にして、0.23倍という、名前を書けば合格できるのではないかと言った
低倍率で、これは大阪全体の私立高校で最低の数字だったようです。

野球部「廃部」のPL学園 受験生が「28人」しか来なかった

 同誌によると、2月10日、大阪府富田林市にあるPL学園高校の入学試験会場は閑散としていたという。付属中学からの内部進学者を除く今年度の受験者は、国公立コースと理文選修コースを合わせた定員75人に対し、わずか28人(専願は20人)にとどまったのだという。とりわけ定員割れした理文選修コースの0.23倍という競争倍率(定員65人に15人の受験者)は、大阪府内の共学私立としては最低の数字だった(大阪私立中学校高等学校連合会のデータ)。

 敷地内に点在する寮には空室や老朽化が目立ち、短大の校舎同様、取り壊されることがないまま廃墟化している建物も多い。学校関係者からは「数年後には学園がつぶれてしまうことを危惧しています」といった声まであがっているようだ。


野球部が全盛の頃は、全国から野球留学してくる有力選手が
後を絶たなかったとの話もあったそうですが、一度落ちぶれて
更に、教団側も野球部存続については消極的と考えると
PL学園は野球部の没落と共に、学校も消滅していく運命にある可能性も高いのです。


どうしてこうなった…の典型的な例のように思いますが
野球部内での数々の問題に対処しなかったツケとも言えるものであり
自業自得と言われてもしょうがない状況ではあると思います。


現在、大阪については大阪桐蔭という新たな強豪が存在するわけで
もはや、PL学園についてはお役御免と言った流れなのかもしれません。


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