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【予想通り】4~6月期のGDPがプラス予想からマイナス予想に修正へ!【知ってた】

国内総生産とされるGDP値の4~6月の予測値が発表され
当初、プラス成長になると見越していたものの
なんと、マイナス成長になると大きく見通しを変えたと発表されています。


消費税増税が行われてから、既に一年以上が経過しました。
今年の数値は、去年の増税直後の数値との比較になるわけで
8%という条件は、同じになっています。


昨年の数値は、増税前の5%という数値との対比なので
当然下がるという結果が出て、それも納得させられていましたが
同じ条件の比較でも、マイナス成長が確定したわけでもはや言い逃れは出来ません。

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プラスからマイナスへ大幅な修正

今回の修正はかなり大掛かりなものとなっています。

焦点:4─6月マイナス成長の公算、構造問題置き去りで長期停滞懸念

[東京 30日 ロイター] – 輸出・生産の大幅な下振れを起点に、日本経済は回復期待が一転して景気後退懸念に変わってきた。民間調査機関は4─6月期の国内総生産(GDP)成長率について、当初のプラス成長から、年率1─2%台の大幅マイナス成長へ見通しを下方修正させた。

7─9月も回復力が弱いとの慎重な見方が増えてきた。日本経済の構造問題が置き去りにされ、長期停滞へとつながりかねないとの懸念も出てきた。

<4─6月期は2%超えるマイナス成長予測>

民間調査機関の間では、プラス予想だった4─6月期の実質GDPを大幅なマイナス成長に下方修正する動きが相次いでいる。

バーイクレイズ証券は当初、前期比年率プラス1.4%とみていたが、引き下げを重ね、30日公表分ではマイナス1.7%まで切り下げた。

ニッセイ基礎研究所も2%台のマイナス成長と予測。BNPパリバ証券は、年率マイナス2─3%の比較的大幅なマイナス成長になる公算が大きいとしている。

背景にあるのは、消費、輸出、生産の想定を超える不振だ。30日に発表された鉱工業生産は前月比プラス0.8%となったが、4─6月期は前期比マイナス1.5%と3期ぶりの落ち込みとなった。

さらに7─9月期についても、懸念が広がり出している。バークレイズ証券はプラス2%成長からプラス1.5%に引き下げ、ニッセイ基礎健はゼロ成長に近い横ばいの可能性もありえるとしている。


別に私は証券アナリストとかでも、専門家では全くありませんが
こんなのは発表前から予測はできていました。


前に別の記事で触れたことがあったかと思いますが
個人的に、消費を左右するのは景況感…すなわち周りの雰囲気が
兼ねてから一番重要であると今も考えています。


私が住む地方都市新潟は、人口は81万人ほどで
日本海側最大の政令指定都市となっています。


東京や大阪、名古屋などと比べれば、田舎ということにもなるでしょうが
それでも、それなりの経済規模は当然有ります。


新潟の県庁所在地である新潟市でも、最近自分の周りを見る限りでは
景気のいい話は殆ど聴こえてきません。
前ブログでも色々とそのことで嘆いたことがあったかと思います。


周りで景気のいい話が聴こえてこないので、やっぱり何となく消費を控えてしまうのですよね。
実際に8%負担が相当重く一般庶民にのしかかってきており、必要最低限の日用品ですら
消費を抑えている家庭も多くあるようです。


結局、消費が無ければ市場にお金が回らず、他の所にも当然回らないで
そのまま停滞が続くということになります。
消費税増税がもたらした閉塞感は、肌で感じられるぐらいすごかったということでしょう。


経済の専門家などではない、私ですら予測がつくことなのに
何故今回大幅なマイナス修正が相次いだのでしょうか。


結局のところ、予測値を出していた証券会社などが
アベノミクスの虚構を出来るだけ維持したかった…そう考えるのが
もっとも自然だと個人的に思います。


となると、アベノミクスについてはやはり全く効果が無かったという結果になり
アベノミクスは失敗であったという結論を出して問題はないでしょう。


もはや株価の高値だけが、アベノミクスの支えになっている状況ですが
これとて、我々の年金原資を大量に投入して維持している官製相場の様相を呈しているのですから
アベノミクスを評価することは全く出来ないという見方に個人的にはたどり着きますがいかがでしょうか。


夏以降も、プラス成長の予想値が怪しくなっていると上記引用記事内にありますが
私は、7-9月期も前年比マイナスになるのではないかと踏んでいます。


ただ、今年の夏は去年より暑い(天候が良い)ので、夏は暑いほうが経済には良いという
一般説もあります。ただ、暑すぎるのもやはり良くないようですが。
願わくば、この予想が外れることを祈ります。


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