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【やっぱり】スタッフがおいしく頂きました…はウソ?【食べてない?】

最近のテレビは殆ど見ていないので知りませんが
昔から、民放のバラエティ番組では食べ物を扱った企画を放送すると
良く表題のような表現をテロップなどで流していました。
特にバラエティ番組好きな方は、一度は見たことがあると思います。


食べ物を粗末にしないという観点から、この後スタッフがおいしく頂きました…
というのは半ばお約束のような取り決めであり、疑うこと無く受け入れていた
視聴者の方もいらっしゃると思います。


しかし、このスタッフがおいしく頂きましたについては
大方の予想通り方便であるらしい?
ということがとあるネットニュース記事にて紹介されていました。

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衛生の観点から食べ残しはやっぱり捨てる…らしい?

バラエティ番組にかぎらず、食を扱った番組については
なかなか美味しそうな食べ物だったり、あるいは眉をひそめてしまうような
それはどうなのよ?と言った使われ方をするのと様々あります。


特に、豊富な予算を使った◯◯が出来るか?ですとか
そんな企画をした時に、良く表示されるテロップです。
食べ物を粗末に扱ったというような批判をかわすためでしょうが
逆にいえば、スタッフも罪悪感があるということなのでしょうね。


で、今回の記事が紹介されていたのはガジェット通信の以下の記事です。

テレビ局スタッフ「もちろん番組で使った食品は捨てますよ! スタッフが美味しく食べた? ないない(笑)」

テレビを観ていて、「このあとスタッフが美味しくいただきました」というテロップが表示されるのを見たことはないだろうか? 番組内で使用した料理を粗末にせず、しっかり食べたという意思表示である。

・スタッフが美味しく食べてない
バラエティ番組で料理や食材をネタとして使ったとき、特に使われる表現である。実はこれ、ほとんどの場合、「スタッフが美味しく食べてない」のをご存知だろうか。基本的に料理は捨てられ、スタッフや出演者の胃袋に入ることはない。

・リスクしかない
出演者やスタッフが、料理や食材に興味をもったときは別だが、そうでない場合はリスクしかないので、基本的に捨てる。そのあたりの実情を、テレビ局に勤務するスタッフに聞いてみた。

・テレビ局スタッフのコメント
「バラエティ番組でネタに使った食品は、ほぼ捨てます。食中毒や衛生的な問題がありますから、リスクが高すぎるんですよ。視聴者からすればもったいない気持ちは理解できますが、食べて病気になったら、そっちのほうが損失は大きいですよね。食べ物をネタにするな! と怒る方は絶対に出てくるんですけど、とりあえず「スタッフが美味しくいただきました」ってコメント出しておけば、大きな問題になったことはないですね。実際に食べるのか? ないない(笑)。普通の料理が出る番組でも、複数の料理を作ってもらったにもかかわらず、食べずに終えることが多々あります」


所詮はバラエティ番組ということなのでしょう。
まぁ、信じている人もどれぐらい居るかはわかりませんけれども。


スーパーやコンビニなどで働いたことがある人はご存知かと思いますが
日本の賞味期限・消費期限・衛生的な考え方というのは
ある意味病的なぐらい徹底しています。


スーパーにもよるでしょうが、余った惣菜などを従業員販売すらせず
徹底的に廃棄処分するという、安全・衛生を過剰なまでに守っているような場所も多くあります。


食中毒などの衛生面についての危惧はわかりますけれども
日本は食糧の廃棄量が世界の中でも相当多く、年間1900万トンが
食糧廃棄されているというデータもあります。

食品廃棄量が世界でもトップクラスの日本。食の価値観の崩壊が原因

 日本の食品廃棄量が世界でも1、2位を争うほど高いのをご存じだろうか。政府広報によれば、日本では年間1900万トンの食品廃棄物が出ており、これは世界の7000万人が1年間食べていける量だという。民間の調査では、2700万トンという報告もある。そのうち、まだ食べられるのに捨てられてしまうもの、いわゆる「食品ロス」が500万トンから900万トンもあるといわれている。日本は食料の多くを海外からの輸入に頼っているが、その半分近くを捨てていることになる。金額にすると、111兆円にものぼるというデータもある。


日本人の精神を表す言葉で、翻訳されずそのままの言葉で海外でも使われている
「もったいない」という言葉があるわけですが、日本の食に対しては
それは当てはまらないようです。


大量の食糧廃棄は、国内で生産した食糧だけではなく
海外から輸入した食糧も多数捨てられている今の日本。


衛生のためとはいえ、個人的には罰当たりな行為であるなと思います。
そのしっぺ返しをいつか受ける日が来るのかもしれません。


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