Sponsored Link

【心外】とある外国人ヒッチハイカーが野宿になる危機を救った写真家の呼びかけが酷い

今もやっているのかは興味が無いので知りませんが
昔、テレビ東京の番組だったかで「田舎に泊まろう!」という
番組を放映していたのを見たことがあります。


毎週芸能人が、田舎に行き、一般人の家に
一晩泊めてもらうことを交渉し、泊めてもらった人の
暖かさを演出するような番組だったと記憶しています。


この番組では、基本的には一般の人と思われる家に
交渉して突然泊まるわけですが、泊まる人間は芸能人ですし
カメラもあるわけなので、普通に考えればヤラセか
カメラがある事で渋々了承した一般人が出ていたのだと思います。


我々一般人が、一般人の家に突然泊めてくれ!といっても
よほどのお人好しでなければ、泊めてくれることはしないでしょう。
私もそんな申し出があれば拒否します。


しかし、世の中にはそんな行動を批判するような人も居るようです。

Sponsored link



見ず知らずの外国人を泊めない福島の人を心が狭いと主張する写真家

というわけで、物議を醸している投稿をしたのは
写真家である鈴木心氏。


これは元々、日本テレビの「ネプ&イモトの世界番付」という番組の中で
マレーシア人のアイリスというタレントがヒッチハイクをしながら、日本人の優しさだけで
北海道から日本を縦断できるかという企画だそうで、連弾企画になっているようです。


で、問題が起きたのは福島県は郡山市でのこと。
その日、野宿を回避するべく道行く一般人に宿泊の交渉をしたアイリス。
しかし、30組の人達に5時間かけて声がけするも皆拒否をされたというのですね。


で、最終的に写真家の鈴木心氏という人物の家に泊まることができ
何とか野宿を回避したようなのですが、その郡山で起きた出来事について
郡山市民に苦言を呈したのが以下の鈴木心氏のFacebookの投稿です。


https://www.facebook.com/shnszk/posts/1016358595094450?pnref=story


投稿自体が長いので、引用することはしませんが
概要を報じたライブドアの記事は以下の引用です。

ヒッチハイカーが郡山市で5時間放置される事態 地元出身の写真家が苦言

15日放送の「ネプ&イモトの世界番付」(日本テレビ系)に、野宿を覚悟したヒッチハイカーを、偶然居合わせた写真家の鈴木心氏が助ける一幕があった。

番組では、外国人が日本人の優しさだけで旅ができるかを検証する「NIPPON 優しさ旅」のコーナーで、マレーシア出身の女性、アイリスさんがヒッチハイクしながら日本を縦断する模様が伝えられた。北海道からスタートした企画は、今回、宮城県を出発するアイリスさんに密着した。路上でヒッチハイクをしながらアイリスさんは、拾ってくれた日本人の一家の家に泊めてもらうなどして、順調に日本を南下していく。

ところが福島県・郡山市に午後6時に降り立ち、宿を探すことになったときだ。アイリスさんは1泊のホームステイ先を探そうとするが、この日は地元のお祭りで遠方からやってきた人も多いためか、中々応じてくれる人が見つからない。

5時間で30組以上に断られ続けたアイリスさん。寒さと睡魔に襲われ、この旅初めての野宿を覚悟し、座り込んだ。

するとそのときだ。アイリスさんが頼みこんだ先の建物で、写真家・鈴木心氏が救いの手を差し伸べたのだ。鈴木氏は、郡山と新潟の間にある家屋を紹介し、アイリスさんを泊めることを快諾してくれた。この対応にアイリスさんは感激の涙を流した。アイリスさんがそれまでの事情を説明すると、鈴木氏は思わず「がんばったね~」と笑顔で彼女を抱き寄せていた。

鈴木氏は企業広告や雑誌などで活躍する著名な写真家で、この日は郡山市でイベントを開催していたそうだ。

今回アイリスさんを助けた背景には、鈴木さん自身の海外での体験があるようだ。鈴木氏自身もバンコクに住んでいたとき、現地の人に面倒をみてもらったという。鈴木氏はアイリスさんに「あなたも誰か困っている人がいたら、助けてあげたくなるじゃん?」「単純にそれだけだから、甘えてください」と優しく語りかけたのだった。

鈴木氏は、番組視聴者からの感想を受けて「『やさしい』的な言葉を頂けるのは素直に嬉しい」としながらも「日本、海外と飛び回り色々な町や人に出合って来た経験から、ヒッチハイカーを5時間も誰も受け入れない郡山市が日本で類を見ない冷た過ぎる町なだけだと思います」と、郡山市に対して、不満を明らかにした。

なんでも鈴木氏によれば、郡山市は歴史的に「土地に人が根付かず、人を横目で見る風習がある」といい、「今回の様にヒッチハイカーに対しても、街への来客ではなく『あんた誰だよ』と排他的にとらえがち」であると今回のロケでの事態について考察した。そんな鈴木氏自身も震災後、出身地でもある郡山市での活動で「一部真摯に支援してくださる方々を遥かに越える排他的な対応に活動を多々阻まれる経験をして来ています」と明かす。

最後に鈴木氏は「こんな郡山に生まれ育った事にはとても感謝しています。でも同時に閉鎖的な郡山が本当に大嫌いです」と言い切り、「郡山よ、あなたはやさしい人ですか?すべてのヒトがそうであるように、郡山も本当はやさしいはずです」と訴えかけている。


自身が海外で経験したことから、手を差し伸べたという話で終われば
それはそれで、まだ良いのですが、郡山の人の心が冷たいと論ずるのは
あまりにも行き過ぎた論調であると思います。


見ず知らずの外国人を泊めて、何か犯罪を起こされたら
その泊めた側の人間の方が、不用心過ぎると言われるだけでしょう。


現在、日本の治安は毎日報道されるようなニュースから
悪化しているという状況は、誰しも薄々感じ取っているのですから
警戒するな、親切であれというのは個人的に無理な話だと思うのですよ。


何人か声をかければ、その中でお人好しな本当に良い人は現れるでしょうが
たまたま今回はそれが全てハズレ(お祭りの日ということもあったのでしょうし)だっただけで
心が冷たいと断じてしまうのはやはりいかがなものか…と個人的には思います。


最近のテレビの傾向ですが、日本人は世界でみて優秀な民族ですとか
日本人は凄いですとかそういった持ち上げ番組が多いように感じます。


別にその事自体を忌み嫌っている訳ではありませんが
あまりにもゴリ押しが酷すぎるな…と。
他の国でも、探せばそんな人物の話はたくさんあるはずです。
最近の不自然なまでの日本押しは、個人的に薄ら寒く感じるのです。


まぁしかし、テレビ番組の企画であるなら
誰もがわかっているのですから、仕込みをしておけとも思います。
なんというか、テレビ番組のお粗末さも改めて感じる話題となりました。
(さすがに、鈴木心氏の宿泊自体が演出ではないと思いたいですが…。)


Sponsored Link


コメントを残す

サブコンテンツ

このページの先頭へ