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【今日は】2月1日はにおい(匂い)の日!【雑学】

毎日、何がしかの記念日などが設定されているのが
日本の暦ですが、その記念日にも様々な記念日があります。


国民の祝日となっているような日は、由緒正しい起源を持つ
記念日も有りますが、中にはとってつけたような語呂合わせや
数字の形を取った記念日も多数存在します。


前者の例でいえば、例えば3月3日のひな祭りと合わせて
33でミミ(耳)の日ですとか、後者の例で言えば
11月11日のポッキーの日ですとか…まぁよく考えるものです。


さて、本日2月1日は一体どんな日かというと
においの日…だそうですね。


2月(0)1日で語呂合わせでにおいの日。
なんだかエライ抽象的な日ですが、比較的最近制定された日で
実際に制定したのは、なんとP&Gだそうです。

ニオイの日

P&G「ファブリーズ暮らし快適委員会」が2000(平成12)年に制定。

「に(2)お(0)い(1)」の語呂合せ。


ファブリーズといえば、シュッとひと吹きで消臭できるというあの商品ですね。
消臭以外にも、最近では除菌も合わせて出来るタイプが出回っています。
初めて日本で販売されたのは1999年とのこと。





余談ですが、販売会社のP&Gはプロクター アンド ギャンブル(The Procter & Gamble)
正式名称で、アメリカの会社です。


ギャンブルという名前で、若干いかがわしい感じの企業名ですが
実は創業者の名前が企業名になっているのですね。

「P&G」の由来

P&Gの歴史はかなり深く、始まりは1837年。日本では天保8年の江戸時代。
蝋燭製造業のウィリアム・プロクターさんと、石鹸製造業のジェームズ・ギャンブルさんが「同じ原料を使うのだから、競争するより手を組もう」と出資金を折半しオハイオ州で創業したのが始まりとなります。
つまりプロクター・アンド・ギャンブルという社名は2人の姓を並べたものということです。



ファブリーズの他には、日本ではプリングルス(現在は食品事業撤退で商標権を別の会社が引き継いでいる)と言ったポテトチップスを販売したり
女性にはヘアケア商品のパンテーン、男性には電動髭剃りのブラウンブランドなどが有名です。


と、ここまでP&Gの雑学のようになっていますが(笑)
そんな記念日がP&Gに2000年に制定されていたという事実は知りませんでした。
ほんと、日本には様々な記念日がありますね。

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においはポジティブ・ネガティブ両方に使える!

においの雑学…ではないかもしれませんが
日本語で、嗅覚に関する語彙というのは
実はプラスの語彙が結構有ります。


簡単に思いつくのが「かおり(る)」ということばや
「かぐわしい」「かんばしい」「こうばしい」といったことばがあります。
(もっとも、語源は元をたどればかぐわしいになりますが)


逆にマイナスの要素を持つことばですと
ストレートに「くさい」という言葉が挙げられるでしょう。


その点「におい」ということばは、プラスにもマイナスにも使えます。
いいにおいでも、変なにおいでもどちらでも違和感はありません。
ただ、どちらかと言うとマイナス要素が強いことばではあるかもしれません。


たとえば、嗅覚に頼る感覚以外でも、あいつはにおうぞ(何かやましいことをしている)ですとか
事件のにおいがしてきたですとか、そんな意味合いで使われることもありますね。


あとは、嗅覚で感じること自体をにおいともいいますね。
魚のニオイですとか、身体のニオイですとか。


なお、漢字で表記する場合は、匂いと臭いの2つがあり
匂いと書く場合は、良い匂い。臭い(くさいとも読めますね)と書くときは
悪い臭いについて表す場合に使い分けます。


においの日と一概に言っても、ニオイには様々なものがあります。
ある人にとっては不快な臭いでも、ある人にとってはいい匂い…。
そんなものが世の中にはゴマンとあります。


身近な例ですと、納豆の臭いですとか。好きな人はたまらないようですね。
個人的には苦手な部類ですが。ちなみに私は正露丸の匂いが好きです(笑)


面白いなと思ったのは以下のまとめ。
人間の本能で、異性を惹きつけるにおい…俗にいう
フェロモンについて色々とまとめられています。


2月1日は「ニオイの日」~”匂いとフェロモンと運命の人”に隠された秘密~


個人的に面白いと思ったのは、においがない人は免疫力が高いという話。

女性の8割が「見た目」より「いい匂い」の男性を選ぶ?

女性の8割が「見た目」より「いいにおい」の男性を選ぶと答えたそうです。

この記事を読んだ後、こんなことを思い出しました。

以前、「モテたい脳、モテない脳」(著澤口俊之×阿川佐和子)を読んだところ、こんなことが書かれていました。

モテる男はいい匂いを出す。いい匂いを出す男というのは、免疫力の強い男。
免疫力が強いと嫌な匂いが消される。免疫力が強いと肌の菌の繁殖を抑えるので、嫌な匂いを発しない。
肉体的に魅力のある人間はフェロモンも多くなる。
いい体になれば免疫力が高まり、いい香りを出す。





世の男性諸賢については、参考にしてみてはいかがでしょうか


なお、においということばでイメージする単語が
悪臭…すなわち悪い臭いという人も多いかと思いますが
悪臭の定義は曖昧です。先にも触れた通り、人によって感覚が大きく違うからです。


日本には悪臭防止法という法律が存在し
そこには、特定の悪臭の発生源となる22物質が定められています。

悪臭防止法

特定悪臭物質

不快なにおいの原因となり、生活環境を損なうおそれのある物質であって政令で指定するもの。(以下の22物質)
アンモニア、メチルメルカプタン、硫化水素、硫化メチル、二硫化メチル、トリメチルアミン、アセトアルデヒド、プロピオンアルデヒド、ノルマルブチルアルデヒド、イソブチルアルデヒド、ノルマルバレルアルデヒド、イソバレルアルデヒド、イソブタノール、酢酸エチル、メチルイソブチルケトン、トルエン、スチレン、キシレン、プロピオン酸、ノルマル酪酸、ノルマル吉草酸、イソ吉草酸


上記にはお馴染みの名前の物質もありますが、見慣れない名前のものもありますね。


においにも様々ありますが、人間の五感では割と軽視されがちな部分。
悪くなった食べ物を判別したり、先の本能での相手のにおいを感じ取ったりと
重要な器官であることは間違いありません。


ニオイの日である今日に、そういった意識を強めるのもいいかもしれませんね。


おまけ

先日起こった事件で、男性の革靴のにおいが好きで
およそ80足の男性革靴を盗みだした25歳の男が逮捕されています。

匂いフェチ「男の革靴の臭いが好き」 盗んで嗅いだ

 逮捕された男は「男物の革靴の臭いが好きだった」と話しています。

 広島市の会社員・川添敦史容疑者(25)は去年11月から12月の間に、マンションに侵入し、紳士用革靴4足を盗んだ疑いです。川添容疑者は警察の調べに対し、容疑を認めていて、「男物の革靴の臭いが好きだった」などと話しているということです。川添容疑者の自宅から約80足の男性物の革靴が見つかりました。


犯罪を起こしたことはもちろん許されませんが、このようなフェチを持ってしまったことに
ちょっと同情を抱くのは私だけなのでしょうか?


ちなみに、むれた足のニオイなどは、上述の特定悪臭物質内にある
イソ吉草酸という物質が主な原因になるとのことです。


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