【大失敗】ガリガリくん・ナポリタン味。マズすぎて巨額の赤字を排出!
赤城乳業が出す、夏に大人気のアイスといえば
ガリガリ君シリーズ。
日本の夏の定番のアイスとなっており
定番の味はもちろんのこと、毎年出される新フレーバーも
ファンとしては常に興味津々であるアイスシリーズです。
もともと1本50円程度で、コストパフォーマンスがよく
また、場合によっては当たり棒でもう一本などという
子供にとっては、ありがたいアイスでもあります。
最近では、リーズナブルな通常の味と同時に
ガリガリ君リッチシリーズという、1本100円オーバーの
ちょっと高級志向なガリガリ君も最近では好評を博しています。
特に、リッチシリーズは味の方も奇をてらった味が発売されており
クレアおばさんのシチュー味や、コーンポタージュ味といった
変わり種の挑戦的な味にも挑戦しています。
そんな中、過去最大の挑戦と思われるのが
2014年に発売された、ガリガリ君・ナポリタン味。
コンポタ味が一定の評価を得たので、ノリで出したのであろう
このナポリタン味ですが、ネットでは酷評が当時散見されました。
店でも売れず投げ売りになったのです。
おいローソンそんなこと言って大丈夫かwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww pic.twitter.com/WspFEnM74A
— ↗ナポりたん↗ (@TakaderaSinono) 2014, 4月 28
実は、デジかも管理人も、一回だけ、この珍妙な味を食したのですが
完食はしたものの、もう二度と食べなくていいなと本気で思った味でした(笑)
ネットでの評価が散々だったナポリタン味。
やはり、とんでもなく売れていなかったようです。
不良在庫の山!赤字額はなんと3億!
この前代未聞のガリガリ君はよほど売れなかったのか赤城乳業にて、大量の不良在庫を抱えてしまったそうです。
ちなみに、社内でも絶不評だったようですw
マズいガリガリ君で3億円赤字、社内でも不評「ナポリタン味」の裏話。
この「ナポリタン味」を開発したのは、入社2年目(当時)の若手ホープだったそう。出演した同社マーケティング部の部長によると、「ナポリタン味」は「取り返しのつかない赤字を叩き出し」、その金額は3億円近く、余剰在庫は320万本にものぼったという。
なぜ、それほどまで売れなかったのか。この点について部長は「やっぱりですね…マズかったんですよ」と反省の弁。発売した当時、「お客さまからも『マズい』『ふざけるな』『いい加減にしろ』と問い合わせが殺到しまして……」と、大変な状況だったそうだ。
しかし、どうしてそんなにマズいものが企画会議を通ってしまったのかという点は素朴な疑問として誰もが抱くところだが、これについては2012年の「コーンポタージュ味」、2013年の「クレアおばさんのシチュー味」が共にヒットし、「次に何をやれば良いんだ? というところで、そのとき…魔が差したんでしょうね」と、「ナポリタン味」にゴーサインを出してしまった経緯を振り返った。
実際に開発を担当した若手ホープは、キリッとした表情で「ナポリタンを忠実に再現しようってところが目標だったんですね。そこに関しては自信があります!」。ただ、美味しいか美味しくないかで言えば「あんまり…美味しくないですかね。(コンポタ味のヒットで)調子に乗っちゃいましたね」と、素直な感想を明かした。
そして番組では、「ナポリタン味」をスタジオの面々で食べる流れに。しかし「うわぁ…うわああ」(佐野ひなこ)、「マズい!」(バナナマン日村)と、やはり散々な評価だった。ちなみに、当時は社内でも「美味しい」という声はなかったそうだが、唯一、マンガ家でタレントの蛭子能収だけは大絶賛していたという。
さすが蛭子能収www
うん。まぁ、この味は何か力の入れどころを間違えてたよ…。
アイスの中に、トマトの旨味を閉じ込めたカプセルゼリーみたいなのが
入っていた記憶もありますし…。なんだかそぐわなかったんですよね。
企業としては、当然大赤字を出した話で笑えない話というのはわかるのですが
なんというか、こういった冒険できる企業というのは色々と強いのだろうな…
とも思ってしまいました。
それにしても、誰か止める人は社内に居なかったのでしょうかね?
勢いがある時は、得てしてそんなものでもありますけれど…。
赤城乳業にとっては、高い授業料を払ったのかもしれません。
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