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【誰が】東電、今頃になって炉心溶融の判断を3日で出来たと発表する!【信じるのか?】

日本全体が未曾有の衝撃に包まれた、あの忌まわしき
東日本大震災から、そろそろ5年が経とうとしています。


地震は終わり、津波の残した爪痕を修復すべく
被災地は、今も復興が行われているわけですが
肝心の福島第一原発の放射能問題については全く先が見えません。


今だに放射能を垂れ流しで、溶け落ちた燃料が
どこにあるかもわからず、様々な対策もことごとく失敗に終わり
今も日本国民は被曝をさせられています。


そんな中でも、電力事業を今でも行い、原発がなくても
黒字を出している東電という、普通に考えれば非常識極まりない企業が
またしても、耳を疑うような事実を今頃になって公表しています。

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判断がつかなかった炉心溶融を判断する基準が今頃になってみつかり、その基準があれば震災後3日で公表がかのうだった!

後出しジャンケン…というにも、あまりにも酷い今回の
東電の発表は以下の記事になります。
長い記事ですが、重要なので全文引用します。

炉心溶融の判定基準発見 東電、3日後に公表可能だった

 東京電力は24日、福島第一原発事故当時の社内マニュアルに、核燃料が溶け落ちる炉心溶融(メルトダウン)を判定する基準が明記されていたが、その存在に5年間気付かなかったと発表し、謝罪した。東電は事故から2カ月後の2011年5月まで炉心溶融を公表しなかったが、基準に従えば3日後の3月14日には1、3号機について判定できていたという。

 事故では1~3号機で炉心が溶融して大量の放射性物質が漏れた。公開された当時の社内テレビ会議のやりとりなどから、東電幹部らが当初から炉心溶融の可能性を認識していたことが分かっているが、東電は5月に炉心溶融を正式に認めるまで、会見などでは「炉心溶融」を使わず、核燃料が傷つく状態を意味する「炉心損傷」と説明していた。

 東電によると、判定基準は、事故対応の方針を定めた「原子力災害対策マニュアル」の中に「炉心損傷の割合が5%を超えていれば炉心溶融と判定する」と明記されていた。東電は炉心溶融の公表遅れの理由として「判断する根拠がなかった」と説明してきた。原発事故の検証を続けている新潟県の技術委員会の求めで当時の経緯を調べ直すなかで、今月になって基準の記載に社員が気付いたという。

 東電は事故発生から3日後の3月14日午前、格納容器内で測定された放射線量から3号機の炉心損傷割合を30%、1号機も55%と確認。2号機も15日夕に35%と分かった。いずれも5%を超えており、炉心溶融と判定・公表ができたとしている。当時は、この基準があることに気付いていなかったという。2年前にマニュアルを改訂した際も見落としていた。

 東電の担当者は「気付くのに5年間かかったことは誠に申し訳ない。今まで十分な調査ができていなかった点は反省している」と謝罪。今後は第三者の協力を得て、炉心溶融の判定や公表ができなかった経緯や原因を調べるという。

 新潟県の泉田裕彦知事は「社内で作成したマニュアルの定義は組織的に共有されていたはずだ。事故後5年もの間、重要な事実を公表せず、技術委員会の議論に真摯(しんし)に対応してこなかったことは極めて遺憾だ。メルトダウンを隠蔽(いんぺい)した背景や、それが誰の指示であったかなどについて、今後真摯に調査し、真実を明らかにしていただきたい」とのコメントを出した。福島県の内堀雅雄知事は「11年3月14日時点で炉心溶融という重要な事象が通報されなかったことは極めて遺憾である。今後、迅速・正確な通報・連絡が徹底されるよう改めて強く求めたい」とのコメントを出した。(西川迅)


もう東電は潰していいだろコレ。


あまりにも酷い事後発表に、開いた口が塞がりません…。


福島第一原発の事故で、福島はおろか、風にのって
隣県や遠く離れた関東の地などにも、放射性物質が降下したという
事実は、既にわかっている事実です。


震災後も、特に国からは外出禁止や福島県民の緊急避難などの措置は
発表されていなかったと記憶していますが、要はこの判定基準さえ当時明確で
発表されていれば、初期被曝を受ける国民も減っていたであろうことは間違いありません。


あまりにも、人の命を軽視したと思われるような措置であり
許されることではないと個人的に感じます。


というか、東電という恥知らずな企業が何故存続しているのか
その存在を疑問視しなければいけないレベルです。


今頃になって、社内マニュアルにあったという記述があったことに気づいたとの
弁ですが、一体誰がこんな戯れ言を信じられるというのでしょうか。


本当に気づかなかったとのだとしても、一度重大事故を起こせば
過酷事故となる原発において、あまりにも危機意識レベルが低いという
問題があるともいえ、どう転んでも東電は裁かれるべきと思うような案件です。


この期に及んで、今後のことを言っているのも、またちゃんちゃらおかしい。
今の時点でも、福島第一原発が及ぼしている影響は破滅的レベルであるのに
今後がどうのこうのは、もはや論外。再発などさせてはいけないのです。


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