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【注意】ピースサインの写真をアップロードするのは危険!?指紋などの情報が盗まれる恐れ!

現代の写真技術というのは、日進月歩です。
思い出に残る写真は、キレイに撮れれば撮れるほど良いと
一般的にはされ、デジカメや剰えスマホのカメラなどでも
もはや、1千万画素を超えるのは、当たり前となっています。


画素数が上がったことにより、キレイで精細な写真が撮れるようになり
それを良いことだと思う人も多いでしょうが、あまりにも技術が進みすぎたために
別の危険性が生まれるという、何とも皮肉な結果に繋がっているニュースが
この度ネットで話題になっています。

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ピースサインをした写真から指紋情報を盗み悪用も

誰もが写真に写る時に、一度はしたことがあるであろうピースサイン。
手をチョキにして、前に出して写るものですが、最新のデジタルカメラで
ピースサインをした写真を撮るのは危険かもしれません。


そのピースサインをした写真を解析することにより
指紋情報を盗み出し、技術的に悪用できるそうです。

「ピースサインは危険!!」 3メートル離れて撮影でも読み取り可能

 「カメラに何げなくピースのサインをするだけで、指紋が出回ってしまう」。指紋の盗撮防止技術を開発した国立情報学研究所の越前功教授は、こう警鐘を鳴らす。

 顔と手を一緒に撮影した写真をネットに掲示すると、個人と指紋を特定される恐れがある。大量に画像が出回る著名人は特に狙われる危険性が高い。自分で投稿しなくても、他人が撮影した写真に知らないうちに写り込むリスクもある。


実際に、ピースサインから指紋を盗み出し復元し、実際に指紋認証を突破したという話も出ています。

スマホ写真で指紋を復元 現実に起きていた「指紋盗撮」
指紋認証はこんなにあっさり突破できる

 指紋窃取の実例はあるのか。日本ではまだ少ないものの、すでに海外では注目を集めている。

 2015年、政治家の記者会見で撮影された写真からその政治家の親指の指紋を複製することに成功したドイツ人ハッカーが登場し、世界に衝撃を与えた。

 その驚きの手法は、ドイツに拠点を置くハッカー集団「カオス・コンピューター・クラブ」(CCC)が同年10月に開いた年次総会で発表されている。

 ハッカーが使ったのは、ドイツのウルズラ・フォン・エア・ライデン国防相の親指を写した写真数枚。3メートルほどの距離から一般的なカメラで撮影したものと、別の機会に違う角度から撮影したものの2パターンあり、いずれも閲覧フリーの商用サイトからセレクトした。

 こうして得た写真を、「Verifinger」と呼ばれる一般的な指紋読み取りセンサーにかけると、ライデン国防相の指紋が複製できたのだという。

 カオス・コンピューター・クラブは過去にも、iPhone5sの指紋認証センサー「Touch ID」を複製した指紋で突破したと公表するなど、指紋認証の脆弱性を繰り返し指摘してきた。



携帯に設定したパスワードなどは、漏洩の可能性があれば
新たに簡単に設定すればいいだけです。しかし、指紋はそうはいきません。
基本的に、それぞれが別の形をしていて同じものが二つとない(正確には何百億分の1とかで一致する可能性もあるらしいが…)と言われている
指紋の情報が、そういった人々の手に渡ってしまったら…想像するだけで恐ろしいです。


今では、生体認証と言って、人それぞれが持つ指紋が本人認証として使われていることも多く
スマホのロック解除や、マンションの鍵、銀行のATMなどで指紋認証が利用されていることがあります。
指紋が一致すれば本人でまず間違いないと認識されるということなので、一度指紋情報が
何かしらの理由で漏洩してしまうと、取り返しのつかない事になる可能性もあります。


これらの予防としては、単純に自分の写真とかをSNSなどの
不特定多数の目に留まるところにアップしないという、原始的な方法ぐらいしか
今のところは考えつきません。ただ、全く別の人が撮った写真に自分の手が
たまたま写りこんでしまっていたら…可能性は低いでしょうが0とは言えません。


そもそも、スマホやデジカメなどで撮った写真は、位置情報や撮影日時を
記録したExif情報という内部情報があり、これは実は簡単に見れる情報になっています。
指紋情報と合わせて、このExif情報で自分が住んでいる場所の大体の位置とかも
特定される可能性がありますから、本当に気が抜けません。


こういった知識が無いと、迂闊に写真などもアップロード出来ない時代になってしまったともいえます。
機能が上がり、便利になった部分も多くある反面、こういった脅威に常にさらされるようになるのは
果たして良いことなのか、悪いことなのか…自分だけの情報漏えいで済まないこともあるでしょうから
今後、ネット上にファイルをアップロードするときは細心の注意を払う必要があると思います。


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