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【進歩なし】復興特措法改正案で除染・インフラ整備費用が国負担へ。

東日本大震災から、そろそろ6年が経とうとしています。
あの悪夢で壊滅的な打撃を受けた、福島第一原発。
放射能汚染が心配される中、何とか収束させようと、今も
構内では多数の人間が働いているようですが、収束の道筋は一向に見えません。


放射能汚染が、これからどれだけ日本人を蝕むのかは全く未知数であり
また、放射能汚染が止められない現状は、まだまだ続きます。


そんな中、福島に再び人が住めるようにと、復興作業に多数のマンパワーと
費用が費やされていることは、周知の事実ですが、人が安心して住めるようになるには
いつになるのかは、全くわかりません。


既に、原発を稼働していた東京電力の負担だけではまかないきれない
各種賠償や除染費用を、国が負担することで国民に既に21.5兆円の負担があることが試算されています。


エネルギー資源に乏しい日本が、電力を安く上げられる夢のようなエネルギー資源ということで
原発建設が進められた背景がありますが、結局のところこういった事故が起これば、逆に負担が大きくなる
諸刃の剣的な発電方法であり、今は完全にその理屈も通用しないことが分かってしまいました。


福島第一原発の放射能汚染については、収束が見えず、先に上げた試算も
実はまだまだ増える可能性があるのです。そんな、更に負担が増えるであろう方針が報道されています。

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除染ではなく移染。根本的解決は現在の科学では不可能

今回、読売新聞が報じていた記事は以下の内容。長いですが全文引用します。

除染・インフラを国が負担…復興特措法改正案

 政府が20日召集の通常国会に提出する東京電力福島第一原子力発電所事故の影響で立ち入りが制限されている帰還困難区域の復興を柱とした「福島復興再生特別措置法改正案」の概要が明らかになった。

 おおむね5年以内の避難指示解除を目標に、「特定復興再生拠点区域」(復興拠点)の除染や廃棄物処理を国の負担で実施するほか、道路建設などのインフラ整備も「除染と一体」で行うことなどを盛り込んだ。

 概要によると、帰還困難区域を持つ市町村長が、復興拠点を定めた上で、整備計画を作成する。計画には復興拠点の範囲や復興までの期間、土地利用を実現するための事業手法などを明記するとした。

 復興拠点の認定は、計画の申請を受けた政府が行う。その認定基準については、〈1〉除染で放射線量がおおむね5年以内に避難指示解除の基準(年間被曝(ひばく)線量20ミリ・シーベルト以下)に低減〈2〉計画的で効率的な公共施設の整備が可能〈3〉住民帰還や事業活動を想定した土地利用の見込みの有無――などが想定されている。


今まで、放射能の事を詳しく調べていた人にとっては、あまりにもめちゃくちゃな話だということがすぐわかります。


現在の科学では、まず放射能を完全に除去して無害化することは出来ません。
なので、除染とは上っ面を洗浄したり、土を掘り返して別の場所に移動するという形で
今は行われていますが、これは全く根本的な解決になっていないのです。


このブログで、何度か書いたと思いますが、今現在行っているのは「除」染ではなく
汚染物質を移動させるだけの「移」染なだけなのです。


そもそも、放射能汚染を未だに撒き散らしている福島第一原発の収束が出来なければ
除染が完璧にできる技術があったとしても、その除染したところに、また新たな
放射性物質が降り注ぐだけなのです。堂々巡り。意味がない。


ですから、除染などで人が住めるようにするというのは、現時点では妄想以外の何者でもなく
はっきり言って無駄なことをしているだけに過ぎません。事故から6年近くたっても
この認識(わかってやっているのでしょうが…)は、はっきり言って絶望しか覚えません。


それどころか、除染ということで移された土や放射能汚染されたモノは
また別のところに移されて、そこで放射能をまた出し続けるわけです。
更なる汚染拡大にもつながるわけで、もうどうしようもない。


そんな意味のない除染をするのは、おそらく除染を行うことによって
利益を得る人間が居るから…端から福島の復興に全力を注ごうなどと思っては居ないのです。
放射能のことにあまり詳しくない人からすれば、除染してくれることがありがたいと思うでしょうしね。


これを言うと、日本では非難されるので、はっきり言う識者は殆ど居ませんが
もう福島は人が住むには、あまりにも危険すぎる場所になってしまっているということです。
もちろん、風向きなどによって福島の全土がそうである…とは言えないでしょうが
少なくとも、現時点で帰宅困難地域に指定されているところは、まず無理でしょう。


これも何度も書いていますが、今の日本人は放射能の人体に対する影響を測る
モルモットにされているのだろうなと、個人的に感じる次第です。
今回の決定を少なからず喜ぶ人も居るでしょうが、個人的にはもう諦めの感情しか出てこない
なんとも、酷いニュースだと思っています。


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