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【VR元年とは】中国のVRスタートアップ企業の9割が倒産という厳しい結果に!【何だったのか】

昨年2016年はVR…いわゆるヴァーチャル・リアリティ元年と言われていました。


理由としては、Oculus Riftやnext VRなどの会社の台頭から
PS4の周辺機器としての、PSVRなどが発売され、VRが一般的になりつつあることからでした。


確かに、昔と比べれば映像・機械の技術は進歩を遂げ
VR技術は、以前より格段に一般的なものに進化を遂げています。


しかし、先に挙げた様なヘッドマウントディスプレイ(以降HMD)型VRについては実は課題も多いのです。
主に自分が居るところでは見れないような景色を、HMDで見ること自体は特に支障はありませんが
PSVRに代表される、ゲーム分野のVRはまだまだ一般に浸透しないと感じています。


理由としては、まだまだ機器が高額であること。
HMD型では、日本円で5桁台後半から6桁台に達する価格帯が多く
PSVRがゲーム機の周辺機器として発売されたため、だいぶ既存のに比べると
安価にはなったものの、それでも5万近くの値段はしてしまいます。


PSVRの場合は、最初からPS4を持っている人は良いですが
持っていない場合は、本体も購入の必要がありますので
そうなると最初の必要経費は8万を超えることになります。
ちょっと試してみたい…というには、余りにも敷居が高いと思います。


VRゲームについては、以前から様々なゲームを大迫力でプレイしたいという
ゲーマーの声は大きいですが、実際にはアクションゲームなどの動きの激しいゲームなどですと
3D酔い(ゲームが2Dから3Dになった時に酔っていた人はまず無理でしょう)といった問題や
目の前で大画面で立体的にものを見るので、非常に疲れやすい(1時間もプレイすると非常に疲れるそうです)
また、目の前で立体的にモノを見ようとする働きから斜視になる可能性も?…などといった
技術的ではなく、人間の肉体的な面でも問題がある可能性が高いことが分かっています。


結局、ゲームVRというのは、体感できるような大型アトラクションですとか
そういった組み合わせでしか、まだまだ真価が発揮できないと個人的には思っています。
HMDの呪縛から逃れた時が、本格普及の始まりではないかと予想しています。


なので、個人的にVR元年はまだまだ先だと思っているのですが
この私的な感覚が、あながち間違っていないのではないかと
思えるようなニュースが報じられています。

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300社ほどあったのが10社程度に激減!

今回報じられているのは、世界最大の人口を抱える中国でのVR市場。
家庭用VR市場で、VRが本格化し始めた頃に立ち上げられた会社の
殆どは既に倒産しているか、存続していても社員への給料の支払いが滞っているという
厳しい現状に触れられているのです。以下引用。

中国VRスタートアップの9割が倒産 中国のVR産業は崩壊するのか?
スタートアップの9割が倒産、中国のVR産業は崩壊した?

Wu Jin氏は記事で、中国国内市場におけるVR関連のスタートアップのうち約90%が経営破綻したと報じました。

その原因としては、ヘッドセットの販売台数が当初の目標を達成できなかったことが挙げられています。「どの業界でもスタートアップの9割は失敗する」という指摘もありますが、中国の状況はそれだけではありません。

中国では、2015年には200~300社もの企業が独自のVRヘッドセット開発に動いていましたが、現在では、その数は10社ほどまで減っています。残った企業でさえ、今や従業員の給与削減や給与遅延が起こっています。

iiMediaの調査では、「スマートフォンユーザーの7割はVRヘッドセットへの購入意欲がない」ということも明らかになっています。

一方でVRの体験そのもの自体への需要は多く、特にViveカフェなどVRアーケード・体験施設では成功を収めています。

中国の消費者はVRへの関心はあるものの、VRヘッドセット市場は苦戦しているという需給のギャップが生じています。


記事内の指摘がどこまで妥当なのかは、管理人には判断するすべがありませんが
少なくとも、家庭用VR市場は、まだまだいちジャンルとしての市場を築くには
未成熟な部分が多くあるというのは、見解が一致するのではないでしょうか。


一度体験してみようにも、敷居が高いのは間違いないですし
中国で氾濫したという模造品が多く出回れば、VR自体に興味を
示さなくなってしまうような層も増えてしまうのではないでしょうか?


VR元年と昨年は言っていましたが、現状VR技術を体験した人のほうがよほど少なく
一部のガジェット好きや余裕がある人の娯楽になっているのが現状です。
これでは、普及もへったくれもないと思うのは気のせいではないでしょう。


中国の倒産した会社の数は、その需要を読みきれなかったところもあるかと思いますが
現在のVR技術への関心については、中国だけではなく日本でもあまり大差ないと思えます。


VR技術は、確かに可能性の広がる、今後の発展に期待がかかる技術ですが
昨年、こういった界隈での最ヒット作が、VRではなくAR(拡張現実)の
技術を使った、「ポケモンGO」だったのは、何とも皮肉的というか…。


いずれにせよ、VR技術はまだまだ発展途上。
中途半端なものを出して、今後のVRへの世間一般からの印象が
大きく変わるような事をするのだけは辞めてほしいところですね。


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