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【実際】ウコンに薬効はあるのか?あの会社に直撃した結果…【どうなの?】

日本では二日酔いなどに効くと言われ、飲料に成分を配合した
エナジードリンクがコンビニで一般的に売られている食材である「ウコン





カレーのスパイスの一つとしても知られ、ターメリックとも呼ばれるウコンですが
カレーの本場インドでは、傷薬や虫刺され、果てはガンにまで効くと言った効能があると考えられています。


しかし、実際はこのウコンには証明されている薬効は実は無いようなのです。
先に書いた効能については、ウコンに含まれる「クルクミン」という成分が
そのような効能を発揮するということで、今まで考えられてきたようですが
実際に、科学的裏付けはなかったそうなんですね。


で、最近、アメリカのミネソタ大学の研究で、ウコンには総合的に見て
目をみはるような薬効は無い…という研究成果が改めて発表されたそうです。

健康食品「ウコン」(ターメリック)には薬効はないことが判明

ウコンにはさまざまな種類が存在しており、日本でもカレーの原料として広く知られるウコンは「秋ウコン」と呼ばれており、苦みが少ない特徴があります。一方、健康食品として用いられるのは、苦みがあって黄色が強い「春ウコン」で、中に含まれているクルクミンに効果があると考えられてきました。

しかし、ミネソタ大学の研究チームによる論文では、クルクミンに含まれる物質について「不安定かつ科学的に反応性が高く、体内に吸収できない化合物であるため、(薬剤の開発に役立つ)可能性は極めて少ない」とする結論を導き出しています。薬剤の検証が行われる際には、多くの場合で特定のタンパク質に作用する能力についての検証が行われます。そして、クルクミンの化学組成には、実際にはタンパク質に作用していないにもかかわらず、あたかも効果があったかのような結果「False Hits (偽の結果)」をもたらす効果があることが明らかになっています。


今までウコンを飲んでいた人にとっては、何とも救いのない結果が報告されていますが
この結果を受けて、ネットの面白ニュースを取り扱うロケットニュース24
日本で大ヒットしている、あのウコン飲料を製造しているメーカーに直接の
今回の研究結果に対する見解を聞きに言ったことが記事として上げられています!

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大ヒット飲料「ウコンの力」を発売するハウス食品に訊いてみた!

ハウス食品が製造・販売する「ウコンの力」は2004年に発売された大ヒット商品。
商品ジャンル的にはエナジードリンクの一種になると思いますが、今は市民権を得て
コンビニなどでも普通に販売されている、黄金の容器が非常に目立つ商品となっています。


会社の飲み会の前などに愛用する、いわば「大人の飲み物」的な
商品ではありますが、一度見たら忘れられない商品だと個人的にも思います。


今回、ロケットニュース24は、そのウコンの力を販売するハウス食品の
担当者に直撃し、今回のミネソタ大学の研究発表についてどう思っているのか
確認した記事を更新しています。果たして、担当の胸中やいかに?

【直撃】ウコンには薬効がないと話題 →「ウコンの力」のハウス食品にどう思っているのか聞いてみたらこうだった

いまネット上で「ウコンに薬効は無い」つまり「酒には効かない」と話題になっているのだ……マジかよ。とはいえ、都市伝説的なノリだけでウコンがここまで支持されるだろうか? ここはハッキリさせたい!……というわけで「ウコンの力」を展開する『ハウス食品』に、その辺りをズバッと聞いてみたのでご報告したい。
・ミネソタ大学研究チームの発表

ネット上で話題になっているのは、米・ミネソタ大学の研究チームが論文で「ウコンに含まれるクルクミンが、薬剤として役立つ可能性は極めて少ない」と発表したもの。それが「酒に効果がない」に発展し、大きな話題を集めているのだ。

中略

・ハウス食品に聞いてみた

ネット上は「そんな気がしてた」という意見や「西洋医学が東洋医学に追いついてないだけだろ」という意見まで、賛否両論が入り乱れる展開に。……こうなったらウコンのスペシャリスト『ハウス食品』さんに聞いてみるしかあるまい! 信じてるぞ、ハウス食品さん!!

──ネット上で、ウコンが酒に効かないと話題になっていますが、その辺りについてハウス食品さんはどうお考えなのでしょうか?

「ウコンの全容はいまだに解明されていません。今回の発表はクルクミンに対する考えのひとつとして捉えていますが、それが正しいとも間違ってるとも言えないのが現状です」

──なるほど。

「当社の研究所では、これまでウコンに対する論文を数多く発表して参りました。そういう意味で客観的な評価もいただいておりますので、今回の発表は “そういう報告もあるのか” と、研究の一材料として捉えることになるかと思います」

──では、今回の発表で「ウコンの力」が何かしらの対応をするということはないというわけでしょうか?

「はい。これからもウコンの研究を進めつつ、よりお客様に喜んでいただける商品開発に取り組んで参ります」

要約すると「ウコンの全容は解明されていない」「今回の発表は1つの考えとして捉えている」とのことで、ハウス食品として特別な見解は無いとのことであった。


というわけで、今回の発表にハウス食品としても頭ごなしに否定するのではなく
一つの研究内容として捉えているということだそうで、大人の対応というか
自社の商品に自信があるのだろうなという自負が密かに見えます。


実際のところ、プラシーボ効果(薬などで効き目があると思い込むことによって、何の効果もないものが効き目があるように反応する)も、もはや長年愛飲している人にはあると思いますし
発売から13年経っているわけですから、今更こんなことを言われても、実際に効果があった…
と、感じている人は一定数以上いるハズ(でなければロングセラーにならない)ですので
ハウス食品としても、今後も商品は作り続けていくということでしょうね。


ミネソタ大学の研究結果も、あくまで現時点での調査結果から導き出された可能性の高い結論であるだけであり
クルクミンについては、まだまだ解明されていない点も多くあるとのこと。
果たして、更に研究を進めた結果、ウコンは最終的にどんな評価を得ることになるのでしょうかね?なかなか興味深い話です。


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