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【大失敗】PS Now、サービスを大幅縮小へ!Vitaなどでのサービス終了へ!

プレイステーションのブランドを維持する、ソニーは様々なゲームサービスを
運営していますが、その中の一つであるPS Now


ゲームのクラウドサービスということで、クラウドにあるゲームデータを
ストリーミングしながら、プレイできるというクラウドゲーミングサービスの一つでした。

「PlayStation Now」とは

「PlayStation Now」(PS Now)は、クラウド技術を活用したPlayStationRのストリーミングゲームサービスです。クラウドサーバーに格納された幅広いジャンルのPlayStationR3タイトルを、様々な対応デバイスからストリーミング経由で遊ぶことができます。


仕組みは上記リンク先の公式で図解されています。





つまり、簡単にいうと、ゲームのデータをネットワークにアップロードしておき
対応機種で、そのゲームデータにアクセスすると、映像としてストリーミング再生が行われる…
すなわち、ネット動画が閲覧できて操作を入力するデバイス…プレステのコントローラーがあれば
非ゲーム機でも、ゲームができるサービスということなのです。


一時期は、かなりの注目を集め、現状後方互換がないPS4で、PS3のゲームをする
方法の一つとして、一定の需要はあったと思われるサービスだったのですが…
サービスの縮小が行われることをソニーが決定したとのことです。

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そもそもクラウドゲーミングは問題点が多い

まずは、今回Engadgetが報じている、ソニーの発表についてのニュースを引用。

更新:ソニー、PS Now対応機器を大幅縮小。PS3、Vita、Vita TV、ブラビアやBDプレーヤは切捨て、PS4とWindowsに注力して継続

ソニーが PlayStation Now サービスの対応機器を大幅に縮小します。

夏までにPS3 / PS Vita / PS Vita TVやテレビのブラビア、BDプレーヤーでの提供を終了し、今後はPS4 および Windows PC のみのサービスとして継続します。(国内向けのWindows PC対応は今後提供予定)

中略

PlayStation Now (PS Now)はリモートサーバ上で動くゲームを映像としてストリーミングすることで、様々な機器でPSゲームが遊べるサービス。現在はプレイステーション3のゲーム180タイトル以上が定額制または期間レンタルで提供されています。

動作の仕組み上、ネット動画さえ再生できれば非力な携帯機でもゲーム機でなくても遊べるため、従来はPS4 / PS3 / PS Vita / PS Vita TVに加えて、テレビのブラビアやBDプレーヤーでもWindows PCでも、DualShock 4コントローラを接続すればプレイステーション3のゲームが遊べていました。(PS3やPCは海外でサポート)。

まず、ソニーの「一部製品における「プレイステーション ナウ」(PS Now) サービス終了のお知らせ」によれば、現行の最上位モデルを含む2016年発売ブラビア6機種は2017年5月15日以降、それ以外の2014年~2016年モデル約40機種およびBDプレーヤー3機種は2017年8月16日以降、購入済みの利用期間にかかわらず、PS Nowサービスが利用できなくなります。

またPlayStation Blogでの発表によれば、プレイステーション3およびPS Vita、PS Vita TV、サムスン製TVでの提供も夏に終了予定。

つまりPS4とWindows PC (国内未提供)だけが残り、それ以外のデバイスでは発売時期にかかわらずPS Nowは遊べなくなります。

ソニーによれば、多くの機器でのサービス終了はPS4とWindowsにリソースを集中するため。


というわけで、サービスを提供している多くの機器の対応を打ち切ると決定しています。
日本ではWindows未対応のため、PS4でのみこのサービスを使えるということになります。
Vitaなどは、このサービスが一つのウリにもなっていたはずですが…無情の切り捨てです。


ソニーが切り捨てに至った理由は、リソースを集中するためともありますが
ぶっちゃけ、サービス維持するほどのサービス利用者が集まっていないのが
最大の原因ではないかと邪推しています。


そもそも、ゲームクラウドについては多くの問題があります。
上記の記事から、その部分について言及したところを再度引用。

更新:ソニー、PS Now対応機器を大幅縮小。PS3、Vita、Vita TV、ブラビアやBDプレーヤは切捨て、PS4とWindowsに注力して継続

一般にストリーミングゲームサービスの利点としては、クライアント側の機器はネット動画再生とコントローラ接続さえできれば良いため、非力な機器でも非ゲーム機でも、プラットフォームを問わず遊べる点があります。

またサーバ側さえ刷新されれば、ローカル側の機器は買い換えることなく常に最新の高性能マシン向けゲームが遊べることも魅力のひとつです。

逆に制約はデータセンタからのネットワーク的/物理的な距離や帯域に大きく依存すること、わずかな遅延も許さないタイプのゲームには向かないことなど。


確かに利点もありますが、ゲームをするのに、細かな操作を要求されるゲーム…
例えばアクションゲームや格闘ゲームなどは、どうしてもタイムラグ現象に
悩まされてしまうのです。つまり、自分の思い通りに動かせないということです。


Wii Uのゲームパッドが、無線通信にも関わらす、ゲーム本体の動きとゲームPadの動きが
完全に同期が取れていることは、実はかなり高度な技術なのですが、クラウドゲーミングでは
どうしても、サーバー上にあるゲームに信号を送る時間と、その映像が機器に送信されてくる
時間がどうしてもかかってしまうのです。どんなに安定的な回線を手に入れてもです。


ですから、RPGやアドベンチャーなど、ラグがあってもあまり問題ないゲームはいいのですが
アクション、格ゲー、シューティングゲームなどはクラウドゲーミングに向かないのです。
実際、任天堂の故・岩田社長はまだ技術が追いついていないと
クラウドゲーミングについては、時期尚早という判断を下していたのでした。

2013年1月31日(木)経営方針説明会 / 第3四半期決算説明会 質疑応答

岩田:

 クラウドゲーミングは最近よく耳にする言葉の一つですが、「クラウドゲーミングでできることとできないことがある」ということを、みなさんにご理解いただきたいと思っています。クラウドというのは、処理を手元のデバイスではなくて、インターネット上のサーバーで行おうという試みです。そういうことをすると何が起こるかといいますと、インターネット回線でのデータのやりとりには絶対に時間がかかりますから、手元で何かをしてから結果が返ってくるまでに時間がかかるということになります。もちろん、時間がかかっても全く遊びに支障のない種類のゲームもありますので、そういうものであれば、「手元にあるのは入力手段と表示手段であって、処理は全部サーバーの上で行う」ということは可能かもしれません。一方で、インタラクティブ性の高い、特にアクション系のゲームは、ボタンを押してから実際に画面に反応するまでの時間が重要であったり、フレームレート(画を1秒間に更新する回数)の違いによって動きの滑らかさが変わりますので、ゲームの種類によって、インターネットの向こうに持って行けるものと持って行けないものがあるわけです。物理法則上、データの転送には時間がかかりますので、今のインターネット技術において、実際にサーバーまでデータが届き、サーバーの上で瞬時に画像が生成されて送られてきたとしても、絶対に遅延が発生します。したがって、すべてのゲームがクラウドゲームになるといっても、できないことがかなりあるはずなのに、そのことがあまり一般向けには語られずに「未来はクラウドだ」というような趣旨のお話をされる方が多くて、大変違和感を覚えております


この発言は、当時ゲーム業界の一部で叩かれていたような記憶もありますが
今回のサービス縮小の判断を見ますと、岩田社長の考えは正しかったと言えるのでしょう。
ソニーはリソースを集中すると言っていますが、サービス自体が好調であれば
このようなサービスの縮小を行う必要は無いからです。


結局、現在の技術でのクラウドゲーミングについては、まだまだ改善の余地があり
それは一般的なゲーマーに強く訴求するものではないことが、明らかになったということなのでしょうね。
それにしても、日本ではユーザーはそれなりにいるVitaまで切り捨ててしまうのは意外でした。


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