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【理由は?】ヤマト運輸が正午~14時までの配達を取りやめを検討へ!

全国津々浦々、人と人の間にモノを運ぶ仕事の物流業界。
日本は特に、交通網が発達しているので、北海道から沖縄へ
荷物を送る場合でも、そこまで時間はかからないですし
本州から本州に送るのであれば、1日あれば相手先に荷物が届きます。


物流の仕事は、今の人間の暮らしには必要なもので、物流が無ければ
人々の暮らしが立ち行かなくなってしまいますが、最近はその物流事業も大きな問題点に直面しています。


それは、扱う荷物が年々増加しているという問題。
物流の仕事は、荷物が無ければ行われる必要がないので
仕事が増えたともいえますが、それと同時に深刻なのは
荷物を届けるドライバー不足という現実。


インターネットが発達し、現在はアマゾンや楽天市場。
そして大手企業は、ネット通販を当たり前のように行っています。
年々、ネット通販利用による配送荷物の品数は増える一方です。


荷物が増えて問題があるのは、ドライバー不足だけではなく
商品を届けに上がった先で、不在者が思いの外多いということ。
不在だった場合は、当然ドライバーの持ち帰りとなり、営業所に留め置かれたり
再配達の要請に応えたりしなければならないなど、物流業者の負担は増える一方です。


結果、朝から晩まで配送に奔走することとなり、現在宅配便の
ドライバーは相当な激務になっているようで、昼食も取る暇が無いのだとか。
便利な暮らしの弊害といえますが、実際の業者としては、同業他社の競争もあって
大きな値上げに踏み切れない…その結果、仕事量だけは増え収入は大きく増えているということはないようです。


こんな物流を巡る深刻な問題に、日本国内の宅配便の最大手である
クロネコヤマト宅急便をブランドとしている、ヤマト運輸の労組が
会社に対して、春闘でとある提言を会社に対して行い、そして会社側も
労組の訴えに一定の理解を示しているというニュースが報じられています。

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比較的配達物が少ないお昼の時間の時間指定を廃止へ!

増え続ける荷物に、ドライバーが追いついていないということで
ヤマト運輸の労組が、会社に対して現在二時間刻みで細かく分かれている
時間指定のうち、比較的荷物が少ない時間帯である正午から14時の間の
時間指定を撤廃しようという動きが出ていると報じられています。

ヤマト運輸 正午から午後2時までの時間帯指定の取りやめ検討

人手不足などで長時間労働が増えていることから、ヤマト運輸は、正午から午後2時の時間帯指定の配達をやめるなど、宅配サービスを抜本的に見直す方向で検討していることがわかった。

宅配便の取扱数が、インターネット通販の拡大などで急増する中、ヤマト運輸は、ドライバー不足や長時間労働が慢性化していて、現在のサービスを抜本的に見直す方向で検討している。

具体的には、ドライバーなどが昼の休憩を取りやすくなるよう、比較的利用が少ない正午から午後2時までの時間帯指定の取りやめなどを検討しているという。

、ヤマト運輸の労働組合は、2017年の春闘で、宅配便を取り扱う量を抑えるよう会社側に求めていて、今後、労使での協議を進め、2017年度中の実施を目指すことにしている。

宅配便最大手のヤマト運輸のサービス見直しは、他社にも影響を与えることになるとみられる。


私もアマゾンをはじめとした、ネット通販を利用することがありますが
アマゾンは基本コンビニ配送受取、その他のネット通販ですと店舗受取りや
営業所留を結構利用します。ただ単に、家に荷物を送ってほしくないということもありますが…w
都合の付く時間に営業所に取りに行けばいいので、結構便利なんですよ。これ。


今回のヤマト内部の動きは、比較的好意的に見ている人が多いようで
まだまだ世の中捨てたものではないと個人的には思いました。
今の時点では、まだ検討段階ですが、ヤマト運輸自体も撤廃に前向きのようですから
少しでもドライバーの負担が軽くなる方向で動いていけば良いなと個人的にも思います。
便利すぎる世の中というのは、それはそれで息が詰まってしまうところがあるのではないかと
個人的には思っていますので、過剰なサービスを見直すきっかけになればとも思います。


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