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【もはや】米雇用統計の結果を受け円が125円台後半をつける!【止まらず】

先月の27日に、123円台後半をつけたことを当ブログで記事にしましたが
その時に少し触れた、米国雇用統計が昨日日本時間の21時半に発表され
事前の予想値より、雇用数が大きくプラスに触れたことから
更にドル買い円安が進み、1ドル125円後半まで暴落してきました。

NY円、一時125円台後半に 米雇用統計受けドル買い

 5日のニューヨーク外国為替市場は、好調な米雇用統計の内容を受け、ドルを買って円を売る流れが強まった。円相場は一時、1ドル=125円80銭付近まで急落し、2002年6月以来約13年ぶりの円安ドル高水準となった。統計の発表前には1ドル=124円70銭前後の値動きだったが、発表直後に一気に1円ほど円安が進んだ。

 5月の米雇用統計は、市場の注目度が高い「非農業部門の就業者数」が大幅に増えた。雇用情勢の着実な改善が示され、米連邦準備制度理事会(FRB)が年内に利上げに踏み切るとの観測が拡大。金利の上昇が見込まれるドルを買って、円を売る動きが強まった。市場では、ドル買い円売り傾向がしばらく続くとの見方が多い。(ニューヨーク=畑中徹)


27日から僅か1週間強で、円が2円以上下がったという計算になりますが
以前の記事で触れたとおり、普段動きが少ないドル円の為替からすると
これはかなりの振れ幅といえ、この流れは更なる円安を加速される恐れがあります。

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投資の王道・順張り(トレンド買い)

まずは、現時点でのドル円のチャートを貼ってみます。

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雇用統計が発表された時間と同時に、一気に1円ほど円安に触れています。
雇用統計時にはよくある動きですが、場合によっては行って来い(一瞬上がってその後また元の水準に戻る)という
相場にもなりやすいのが、米雇用統計時ですが、恐らく円はこのまま円安状態を維持するのではないかと予想します。


理由としては、投資をする・あるいはしようとしたことがある人なら
まず常識として、投資の際は順張りか逆張りという2つの種類の投資方法があるということをご存知かと思います。


順張りは、皆が買うからその流れに乗って買う
逆張りは、その逆を行くという投資法です。
この2つを比較した時、投資の王道と言われるのは順張りです。


その鉄則に基づけば、今回のドル買いの流れはますます加速すると思われ
特に長い時間のチャートで見れば、円は順当に円安の傾向を歩んでいるので
今後もドル買い円売りの流れは加速するという見方が自然なのです。


もちろん、買われすぎ売られ過ぎの加熱状況が続けば
そのうち反動が来るのは確かです。


しかし、アベノミクス以降、円はずっと円安方向に触れ続けている状況のため
今後も、反動があったとしても、買いの勢いを戻すほどの反動は
余程のことが無い限り、出てこないのではないかと思っています。


となると、今回の125円台後半もまだまだ序章にしか過ぎない可能性もあり
今後、更なる円安が加速する可能性が高いと個人的には予想しています。


現に、ドル円は150円台まで行くと予想している専門家も居るようで
今後のドル円の相場については、十分な警戒が必要と言えると思います。


円が安くなれば、外貨を持っている人は為替差益で得をしますが
恐らく日本人の個人の大半は、ドル建てなどの資産は持ってないのが普通でしょう(私もそうですし)


となれば、円安は殆どの人は恩恵は無く輸入品などの市場価格が更に上がるだけの
リスクを増大させるだけで、殆どの日本人には恩恵は感じられないものになります。


食料や日用品などの値段が上がれば、更に不景気は加速しますので
これ以上の円安は、本当は避けたいところですが、もう無理だとも個人的には感じています。
本当にこの先、一体どうなってしまうのでしょうか。
これから週末に入り、為替の売買は殆どストップしますが、週明けの為替状況に注目です。


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