Sponsored Link

【酷い】除染で汚染された廃棄物をコンビニのゴミ箱に不法投棄していたことが判明!

今の人類の科学力では、完全に無効化する術が無い放射能。
日本では、東日本大震災による福島第一原発の放射能漏れ後は
除染という、放射能を除去する作業が日常的に行われていますが
これは除染ではなく移染でしかないということを過去何回かこのブログでも書きました。


実際に放射能が「除去」できるのであれば
わざわざフレコンバッグに汚染された土や木などを集めて
14万袋以上も、放置しておく必要も無いわけです。


housyanoubukuro


除染作業に使われた、マスクや手袋と言った用具は
当然、放射能に侵される訳であって、使用後は
同じく「放射能汚染物」として厳重に処分される必要があるはずです。


しかし、どうやらその放射能で汚染された
除染作業で使われた用具を、そのままコンビニなどのゴミ箱に
投棄していたという事実が報道されているのです。

Sponsored link



裏付けが取れれば立派な法律違反

今回、福島などで除染を行っている業者への聞き取り調査などで
明らかになった実態を報じた記事は以下になります。

除染で使ったマスクや手袋を投棄 コンビニ店頭のごみ箱に

 東京電力福島第1原発事故に伴う国の除染作業で使用されたマスクや手袋が、福島県内の複数の地域でコンビニなどのごみ箱に捨てられるケースが常態化していることが25日、関係者への取材で分かった。厚生労働省福島労働局は、被ばく対策や汚染廃棄物の扱いを定めた労働安全衛生法に違反する疑いもあるとしている。

 共同通信の取材に複数のコンビニや除染業者が、除染が本格化した2012年から投棄が続いていると認めた。

※管理人注 文中リンクは管理人によるもの


知ってか知らずかわかりませんが、放射能で汚染されたモノについては
汚染廃棄物として、通常のゴミとは違い、場合によっては国が処分を行うというモノもあります。

指定廃棄物について

東京電力福島第一原子力発電所の事故によって大気中に放出された放射性物質は、風にのって広い地域に移動・拡散し、雨などにより地表や建物、樹木などに降下しました。これが、私たちの日常生活の中で排出されるごみの焼却灰、浄水発生土、下水汚泥、稲わらやたい肥などに付着し、放射性物質により汚染された廃棄物が発生しました。
これらの汚染された廃棄物のほとんどのものは放射能濃度が低く、一般の廃棄物と同様の方法で安全に処理できます。一定濃度(1キログラム当たり8,000ベクレル)を超え、環境大臣が指定したものは、指定廃棄物として、国の責任のもと、適切な方法で処理することとなりました。


放射能汚染の程度にもよりますが、東日本大震災の後の
福島第一原発の影響から、このような放射性廃棄物に対する
取り扱いについて策定した法律が急きょ作られたのです。


実際にマスクや手袋がどの程度の汚染になるのかは、測定してみなければわかりませんが
放射能に汚染された物質を触る手袋には放射能が蓄積されて使う度に濃度が高くなりそうですし
マスクについても、チリやホコリから防御を進めていくとこちらも濃度が高くなっていきそうです。


要は汚染濃度如何に関わらず、このような汚染廃棄物を
コンビニのゴミ箱に何の気もなしに捨てるという危機管理が
あまりにもあり得ないという話になるかと思います。


結局、放射能汚染物質に放射能が「移染」してる状況であり
マスクや手袋が更に移染先になり、それが焼却処分されれば
煙や灰で放射能汚染が拡散するだけということになります。


放射能に対する危機意識が薄れたために行われている所業と思われ
東日本大震災が人々の意識を変えてしまったという話の最たるものなのかもしれません。


福島第一原発からは、今現在も放射性物質が垂れ流しになっており
このままの状況で行けば、早晩日本という国自体の存亡に
関わる話になるのではないかと、個人的には感じています。


Sponsored Link


コメントを残す

サブコンテンツ

このページの先頭へ