【日本で】ユニバーサル・スタジオ・ジャパンに任天堂が進出！【ついに来た】

コンシューマーのゲーム機を30年以上に渡って出し続け
ハードホルダーであると同時に、最強のソフト会社でもある任天堂。


任天堂の強みは、スーパーマリオをはじめとした
ゲーム好きで無くとも知っている人が殆どの認知度を持つ
スーパーマリオなどの強力なIP(Intellectual Propertyの略で知的財産権) が豊富にあるということ。



※任天堂を代表するキャラクターであるスーパーマリオ。
去年2015年はスーパーマリオ生誕30周年に当たり、記念作品として
発売されたスーパーマリオメーカーはロングセラーを記録中。


もちろん、スーパーマリオだけではなく全世界で一兆円規模の市場を持つ
ポケモンや、日本より海外の人気が高いゼルダの伝説。
ピンクのカワイイ大食漢・カービィやドンキーコング。
最近ではスプラトゥーンやどうぶつの森など…。


ひとつでも持っていれば、それだけで十分なIPを多数持つ任天堂。
その豊富なIPは、あのディズニーにも匹敵するとの評もあるほどです。


一方で、任天堂はその豊富なIPを活かしきれていないという論調も
少なからずあり、特に故・山内溥社長が経営していた時は
確かに、ややIPの使い方が上手くなかった部分があったのは事実です。


故・岩田社長に変わった後は徐々に徐々にIPをゲーム以外にも
有効活用しようとする動きが出始め、その手始めというのが
2014年の後半からシリーズ化されたamiiboでしょう。



※NFCという機能を使って、ゲームにも使えるようにしたフィギュアであるamiibo。
ただし、ゲームのメインを張るまではいかず、あくまでコレクション要素の強い
フィギュアが前面に押し出されていると管理人は感じている。あくまで今の時点でだが。


このamiiboは既に全世界で数千万単位で売れており、改めて任天堂の
強力なIPを裏付けた形ですが、このamiiboの成功をみてなのか
今年の5月に、任天堂とユニバーサルスタジオが提携し、任天堂のキャラを用いた
テーマパークを作るという話が出たことを、当ブログでも記事にしました。


【IP有効活用】ユニバーサルスタジオと任天堂が提携へ！任天堂キャラのテーマパークがオープンか！？


ここでは、まだ詳細が決定しておらず場合によっては、日本ではなく
海外のユニバーサルスタジオのみでの展開になるかもしれないといった
話を書きましたが、どうやら日本の大阪にあるユニバーサル・スタジオ・ジャパンにも
任天堂のテーマパークができる流れになったようです！？

日本のユニバーサル・スタジオ・ジャパンに展開で方向性が固まる！

任天堂、ＵＳＪ進出へ　「マリオ」アトラクションに登場！？

　任天堂は２日、大阪市の米映画テーマパーク、ユニバーサル・スタジオ・ジャパン（ＵＳＪ）を運営するユー・エス・ジェイ（大阪市）とテーマパークの共同展開で基本合意したと明らかにした。任天堂の人気キャラクター「マリオ」などを使ったアトラクションが登場する可能性がある。
　任天堂は昨年、世界各地でユニバーサル・スタジオを運営する米企業とアトラクションの共同開発で合意した。進出先は未定としていたが、今回の基本合意で大阪市のＵＳＪに展開する方向性が固まった。
　任天堂は「マリオ」や「ゼルダ」などゲームのキャラクターや世界観を積極的に他分野の商品やサービスにも展開し、ゲームファンを増やす戦略を進めている。テーマパークへの進出もその一環で、米企業との交渉を主導した故岩田聡前社長は「ここでしか味わえない魅力的な体験を生み出したい」と話していた。
　大阪市内で四半期決算を発表した君島達己社長は基本合意を明らかにした上で「具体的な内容はあらためて発表する」と述べた。
　ユー・エス・ジェイは沖縄県でもテーマパークの建設を検討しているが「任天堂の件とは関係ない」（広報室）としている。

初報では、どこのスタジオで展開されるか不透明だった
任天堂アトラクションですが、日本での展開がまず固まったということですね！
任天堂がある日本で最初の展開という流れでほっとしました。


ユニバーサル・スタジオ・ジャパンは、最初こそ不評な所があったものの
今では経営も軌道にのって、大阪で一定の成功を収めています。


ゲーム関連では、任天堂より先にカプコンの人気シリーズ
モンスターハンターシリーズとコラボしていますね。


モンスターハンター・ザ・リアル – ユニバーサル・スタジオ・ジャパン