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【悲報】ゆうちょ銀行が今月二度目の金利引き下げ!雀の涙にすらならない…

2月16日に、主に銀行向けの金融緩和政策として
マイナス金利が実施されています。


当ブログでも、最初の報道時に記事を書きました
その際のメディアの報道では、一般の国民に関してはマイナス金利はなく
暫くは影響が無いという話が出ていましたが、既に影響が出てしまったようです。


大手の銀行が、預金金利を縮小する動きに出ており
その中でも、ゆうちょ銀行が二度目の金利引下げ実施を発表しています。
しかも、とんでもない低金利です…。

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銀行預金も本来は「金融商品」

私たちは銀行「預金」というように
銀行に「お金を預けている」といった言い方をしています。


確かに、口座にある預金についてはATMなどから好きな時に引き出せますので
この感覚はわかりますが、正確に言えば、銀行は我々のお金を「預かっている」わけではありません。


銀行は、我々の預けたお金を元に運用を行い儲けています。
銀行の調子が良ければ、元手を入れてくれた預金者に対して
利子という形で還元してくれるわけです。


なので、現在は利子が低すぎるのであまり感じませんが
銀行預金も「金融商品」の一つなのです。


金融商品ということですから、当然リスクもほんの少しあるのです。
外国などでたまに問題になる、預金封鎖(銀行からお金が引き出せなくなる)が
まさにその例に当たります。ただ普通は気にしなくていいほどの超低リスクですが。


また、預けている銀行が万が一破綻しても、1000万までの預金が
保護されるというペイオフという
制度もありますから、お金がある人以外はあまり問題にはなりません。


もっとも、普通に簡単に開設できる普通口座ですから
当然、利子などはもともと雀の涙だったのですが
それにしても、今回の利息の下げはひどいものです。

1回の引き出し手数料分の利子を得るために預けるお金が1080万円!

というわけで、ゆうちょ銀行が二度目の金利引下げとアナウンスし
設定された利子は、なんと、0.001%という超低金利です。

ゆうちょ銀 また金利引き下げ、通常貯金など今月2回目

 日銀がマイナス金利を導入した影響で銀行による預金金利の引き下げが相次ぐ中、日本郵政グループの「ゆうちょ銀行」は23日から通常貯金などの金利をさらに引き下げると発表しました。

 ゆうちょ銀行は既に今月9日から通常貯金の金利を0.02%まで引き下げていましたが、新たに、23日から通常貯金で0.001%にまで引き下げます。

 ゆうちょ銀行が通常貯金の金利を下げるのは今月2回目のこととなります。(22日18:31)


1%の金利なら、100円で1円になりますが、0.001%はさらにその1000分の1…
つまり、10万円預けて1円の利子が還ってくるということになります。


ということはですよ。ATMなどでの引き出しの際に、場合によってはかかる一般的な手数料の
108円分を利子で得るためには1080万円の預金が必要なわけです。
雀の涙なんてレベルじゃないですね。これは。


記事にある通り、今月2回めとなる異例の金利引き下げになるわけで
思った以上に影響があるということなのでしょう。
なお、ゆうちょ銀行の過去最低の利子は0.005%だそうですので
最低記録も更新したということになります。


ゆうちょのみならず、他の銀行でも利子を大きく下げて設定している
銀行が相次いでおり(特にメガバンクが顕著です。預けられている額が多いので当然ともいえますが)
もはや普通預金は金融商品としてはみれないですね。


いずれにせよ、最初に制度が打ち出された時には一般庶民には関係ないと
言っていたメディアの言説は嘘だということが、こんなに短期間でバレてしまいました。
日本経済は、底なし沼に落ちてしまったと個人的に感じています。覚悟を決めたほうがいいかもしれません。


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