【好評につき】PSVita TVの生産終了が発表される!【販売台数非公開】
今現在、家庭用ゲームとして日本国内で主に頑張っているのは
任天堂とソニーになります。マイクロソフトは日本では弱いです。
任天堂とソニーは、それぞれ据え置きゲーム機と携帯ゲーム機を出していますが
据え置きではソニーのPS4、携帯機では任天堂のニンテンドー3DSが好調となっています。
しかし、ソニーは携帯機のPSVita、任天堂は据え置きのWiiUがあまり振るっていません。
特に、日本国内では携帯機が強いですが、海外では据え置きが強いため、海外では
特に強力なソフトもないPSVitaは空気的な扱いをされています。
日本では、ある一定の層に需要があるのがPSVitaなのですが、そのジャンルは
一般的な層に響かないジャンルで(あえてどんなジャンルかはいいますまい)
最近、ようやくマインクラフトがヒットを飛ばして、多少国内では上向いた感があります。
ただ、最近はこのマインクラフトはWiiU版も発売されたため
ややアドバンテージも無くなってきています。
日本でかろうじて体裁を保っているPSVitaですが、ソニーとて
その販売台数に、手をこまねいていたわけではありません。
PSVita専用ソフトを、TVに出力してプレイできる
PSVita TVを2013年11月に発売したのです。
普通のPSVita本体と比べて、安価でTVで出力できるのがウリであったわけですが
この度、2年ちょっとで生産終了という状況になりました。
なぜ、生産終了してしまったのでしょうか?
一定の役割を果たしたというものの…
今回の生産終了について報じられたニュースは以下のニュースです。PlayStation Vita TVが2月末に出荷完了。「一定の役割は果たした」
ソニー・コンピュータエンタテインメント(SCE)は、テレビとHDMI接続してゲームプレイなどが可能な「PlayStaton Vita TV(PS Vita TV)」の出荷を2月末を持って完了する。2013年11月の発売以降、約2年3カ月での販売終了となる。
SCEでは、出荷終了の理由について「Vita TVの役割は、手軽に手にとってテレビでゲームを楽しんでもらえること、ゲームから遠ざかってしまった人に再び触れてもらう機会を作ることだった。現状、PS4が販売好調で、Vitaも日本国内で好調となっており、一定の役割を果たした」と説明している。
日本以外でも海外でPlayStation TVの名称で展開していたが、それらも終了。累計の出荷台数については非公開。
ちなみに、記事にもある通り、海外では余りにもPSVitaの売り上げが悲惨なので
名前をPlayStation TVという名称で販売しておりVitaという携帯機の名称を商品名から外すという
余りにもアレな体たらくだったのですが、日本でも対して売れなかったので、販売終了には納得では有ります。
一部では、売れ残った初期型Vitaの部品を流用して作った…などといった
噂まで有り、これがもし事実であれば、ソニーの一定の役割を果たしたという発表は
要は…いや、コレ以上はいいますまい。
ゲーム機としても、お粗末なところがあり、非対応のゲームがかなりあり
あくまでTVでVita向けのゲームをよほど強くしたいという人以外には
あまり魅力がない商品でも有りました。
ゲーム週販でも、販売始めの頃はそこそこの台数を売っていましたが
途中で完全にフェードアウト。週販が3桁といった状況にまで落ち込んでいて
まさに何のために存在したのか…今となっては不要だったハードということで
評価が落ち着きそうな形です。
それにしても、販売好調と言っておきながら
台数を非公開にする理由は何なのでしょうね…。
持っている人は、今後プレミア化する可能性もありますから
大事に使ってあげるのが吉かもしれません。
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