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【体験記】眼の硝子体手術を受けました~その2・検査編~

前の日記からの続きになります。
今回は、硝子体手術を受けることになってから受けた検査について書きます。
検査については、病院で内容は若干変わると思いますが、参考になれば幸いです。


やはり、手術ということもあって多数の検査を受けました。

眼底検査

眼科ではお馴染みの検査です。
何も硝子体手術のための検査ではなく、眼科の検査では一般的な検査になります。


検査としては、まず瞳孔を開くための目薬を差し
20分ほどしますと、瞳孔が開いた散瞳という状況になります。
この状況で、光を当て眼の奥を覗くという検査になります。
目視検査ですが、非常に重要な検査の一つです。


検査の難点として、瞳孔を開かせる状態に持っていくので
瞳孔が開いている間は、より多くの光が入るようになり
晴れた日だとまともに目を開けられないほど光が眩しく感じます。
また、近くのものがぼやけて見えなくなります。


この状態は、目薬を差してから3~4時間ぐらいは続きます。
検査を受ける日は、車の運転はご法度。公共交通機関を使うか
家族に送ってもらう必要があるでしょう。
サングラスも用意していきたいですね。

視力検査

眼の基本的な検査ですね。健常な人でも必ず経験したことがある検査でしょう。
シンプルな検査ですが、これも非常に重要ですね。


なお、視力検査で使われる記号はランドルト環と呼ばれており
およそ100年ほど前に活躍したフランスの眼科医から名前が取られています。
通常5メートル離れたところから、規定の大きさのランドルト環の穴の空いた方向を
指示することによって、大体の視力が測れます。

オートレフラクトメーター

硝子体手術の検査だけではなく、普段の受診からいつもやっている検査です。
椅子の前に置かれた機械を覗き込むと、家や気球の絵が表示されており
その絵がくっきりとしたりぼやけたりするのを被検者が見る検査。


これは、眼のピント機能などを測定するオートレフラクトメーターという検査機械。
対象物へのピントが合う距離を測れる機械で、メガネなどを作る時の目安を測定します。
大まかな視力を確認することもできるそうです。

眼圧検査

これも、個人的にはいつもやっている検査。
機械を覗き込むと、機械から眼に向かって風が当てられます。


異物に対する眼の反射速度や、眼の眼圧を測る検査になっているそうです。
眼圧が高いと、緑内障という失明のリスクが大きい疾患に罹患している恐れがあります。
個人的に、風が当たる感覚がどうにも慣れず苦手な検査です。


また、今回初めて受けた別の方法としてゴールドマン眼圧計という器具を使った検査も行いました。
目に直接器具を当てるとのことで、最初はたじろぎましたが
点眼麻酔が事前に行われ、その影響で全く何も感じることはありませんでした。

エコー検査

今回の硝子体手術を受けるにあたって、初めて受けた検査。
眼を閉じた状態で行う検査で、閉じた眼の目蓋の上から超音波を当てて
眼の内部をより詳しく見る検査です。


私は白内障もかなり進行していたため、眼球内が濁っており
この検査が行われたものと思われます。
全く苦痛を伴わない楽な検査でした。

造影剤を入れての血流検査

これも今回初めて受けた検査です。


点滴で造影剤と呼ばれる薬液を流しながら、眼の中を撮影していく検査です。
眼の血流を調べるために行うとのことでした。
また、写真を取るときは散瞳の状態にある必要があります。


造影剤は、人によっては拒否反応が出ることがあるため
一度、反応が出ないかどうかの簡単な検査があります。
具体的には豆注射で、皮下注射を行い反応を見るものです。


私は特にアレルギー反応は無く造影剤を入れることになりましたが
検査の前に、一応副作用についての注意事項説明と同意書を書かされることになります。


極稀に、アナフィラキシーショックといった命に関わるような
重大な副作用が出ることもあるそうですが、私は何もありませんでした。
なお、体内に入れた造影剤は尿から排出され検査後1~2日で体外に排出されます。

視野検査

これも初めて受けた検査です。


パラボラアンテナの中のような、円形の機械の中心を覗き
視界の端に光の点が見えたら、手元にあるボタンを押すという検査です。
名前の通り、視野の広さを測定する機械です。


最初は大きな点で、殆ど見えなかった左目でも何とか見えていたのですが
最後の方は、本当に点と言った感じのかすかな光となり、左目は
ほぼ視界の中心に点が表示されないと、見えないという状況でした。
様々な大きさの光を見せられるので、結構長い検査です。


と、思い出せる限りの受けた検査を書きました。
他にも、心電図もとりましたが、これは入院患者全般の検査でありました(笑)


こうやって書き出してみると、色々な検査を受けてますね。
検査自体は、苦痛を伴うのは少ないですが時間がかかるのと、散瞳の状態で
感じる光の殺人的な眩しさがやはり辛いところでしょうか。


また、糖尿持ちでもあるので、血液検査も行いましたが
こちらは割愛させていただきます。(笑)

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2 Responses to “【体験記】眼の硝子体手術を受けました~その2・検査編~”

  1. Takuma より:

    初めまして!

    手術お疲れ様です!
    自分も現在レーザー3回終わって
    1か月おきの検査です(^_^;)

    もう早くどちらかと言えば
    手術してもらいたい感じですが
    もう少し
    ヘモグロビンを下げないといけないみたいで(^_^;)

    その後の体調はいかがでしょうか!

    • デジかも管理人 より:

      >Takumaさん
      はじめまして。コメントありがとうございます。
      その後の更新が滞っていて申し訳ないですが
      手術についての体験記はいずれアップする予定です。

      レーザー手術もお金かかるし、以外に個人的には
      きつい手術でもう受けたくないですね。
      まぁ、手術までいってしまうと最終手段ということになります。

      左目については順調に回復して、裸眼視力が1.2まで戻ってます。
      ただし遠距離視力のみです。手術後は老眼状態になっています。
      私が入れたレンズがそういうレンズだからです。
      手元の細かい文字を見る時は、メガネが必須ですね。

      実は、今度は右目が同じく症状が出始めてまして…。
      右目も手術したいところです。時間とお金ができたら
      そのうち右目も手術は確実にすると思います。

      ヘモグロビンが高いのは、私も一緒でした。
      9超えていたので、最初はそちらも安定させるのに必死でしたね。
      Takumaさんもお大事にして、場合によっては手術を受ける決断をするといいのかもしれません。

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